バレンシアガ(BALENCIAGA) アパレル
バレンシアガ(BALENCIAGA)のアパレルについて
ファッション感度の高い男女が注目するブランド、バレンシアガ(BALENCIAGA)。
バレンシアガは、1917年にバスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガが創業したオートクチュール店から始まり、1937年のスペインの内戦をきっかけにフランス・パリへ本店を移したことから、現在ではフランスのブランドとして認知されています。
ファッション好きなら知らない人はいないほど有名なバレンシアガですが、世界的ラグジュアリーブランドとして注目度が高まったのは「モードの黄金期」といわれる1950年代です。
当時人気絶頂期だったクリスチャン・ディオールが掲げた「ニュールック」は、ウエストを細く絞ったシルエットのスカートでしたが、一方で、バレンシアガは着心地のいいゆったりとしたシルエットの服を発表。女性らしさを強調したディオールに対し、バレンシアガは体系の縛りを設けないスタイルを重視したことで、モード界に革新をもたらしました。
クリストバル・バレンシアガの死去後はしばらく低迷期を経験したバレンシアガですが、その後グッチグループ(ケリング)に買収され、2015年にはクリエイティブ・ディレクターにデムナ・ヴァザリアを迎えて再び人気を獲得しています。
デムナ・ヴァザリアが手がけるバレンシアガの大きな特徴は、ラグジュアリーとストリートを融合させた斬新なデザインです。
代表的なアイテムの1つにあるのは、ダッドスニーカーの火付け役となった「トリプルS」。
ランニングシューズ・トラックシューズ・バスケットシューズの3つのソールを組み合わせ、ボリューム感を出したデザインが特徴的です。2017年発売当時はプレミア価格がつくほどヒットし、ストリート好きの若者をはじめ多くの人の心を掴みました。
またデムナ・ヴァザリアは、バレンシアガのロゴを一新したことも有名。時代の進化に合わせて、フォントをネットで表示されやすいサンセリフ体へと変更し、その後多くのハイブランドが続くようにロゴをリニューアルしています。
長い歴史の中で一度は危機を経験したバレンシアガですが、現在はハイブランドの枠にとどまらないスタイルで20〜30代の若者世代にも熱狂的に支持されています。ロゴがあしらわれたベースボールキャップやTシャツ、パーカーなど、カジュアルコーデに使えるアイテムは男女問わず人気です。
ぜひ憧れのバレンシアガを取り入れて、普段着をワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。