ウブロ(HUBLOT)
ウブロ(HUBLOT)について
ウブロ(HUBLOT)は、1980年に誕生したブランドです。
創業100年以上経つ時計ブランドが多々ある中、歴史の浅いブランドに位置づけられますが、時計ブランドとして確固たる地位を築き上げています。
スポーツ選手や芸能人、セレブたちからの人気を集めており、「成功者の時計」と称されることもあります。
代表モデルであるビッグ・バンをはじめ、クラシックフュージョン、キングパワー、アエロバンなど幅広いラインナップがあります。
ウブロが誕生した当時は、クォーツショックにより時計産業が回復しきっていない時期でした。そんな中でも、ウブロはバーゼルフェアでクラシックモデルを発表し鮮烈なデビューを飾ります。
なぜ鮮烈なデビューだったかというと、クラシックがそれまでの時計業界にはなかった「異素材」を使っていたからです。
クラシックは、ゴールドケースにラバーストラップを採用していました。現在は、ラバーストラップは頻繁に使われていますが、当時はほとんど使われることはありませんでした。
それは「スイスの異端児」と称されるほど。しかしこれまでになかったラバーストラップの時計は、イタリアを中心に広くファンを獲得しました。
ところが徐々に売上は落ち込み、経営難に追い込まれます。そんなウブロを救ったのは「時計界のスティーブ・ジョブズ」とも称されるジャン=クロード・ビバー氏。
ウブロはビバー氏をCEOに迎え、「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」というコンセプトを元に、2005年に新たなコレクションであるビッグ・バンを発表します。
ビッグ・バンはケースにステンレス、ベゼルにセラミック、ストラップはラバーという異素材の融合を具現化したモデルでした。
基本的なデザインはクラシックをベースにしているものの、スポーティで独創的なデザインは多くの人々の心をつかみ、一躍ヒット作となります。
2010年には、自社製ムーブメント、ウニコを開発。フライバック機構を搭載し、約72時間のパワーリザーブとメカニックなデザインで、多くのファンの心を掴んでいます。
ウブロの特徴は、前述の「異素材の融合」のコンセプト以外にも、船窓をイメージしたデザインを取り入れていることが挙げられます。
またビスの形がブランド名の頭文字であるHをかたどっており、デザイン性の高さが感じられます。
異素材を使った革新性、優れたデザイン、ひと目でわかる独創的な時計は、「人と被りたくない」「お洒落でかっこいい時計がほしい」という方におすすめです。