洗練されたデザインと感度の高いファッションアイテムを扱うハイブランドといえば「シャネル」です。
中でもバッグは、持つだけで女性らしいエレガントな印象を演出してくれるため、ブランド設立当初から現在まで世の女性を魅了してきました。
現行モデルも根強い人気がありますが「新品より安く買えて、使い込んだ独特な風合いがおしゃれ」といった理由から、実は今40年前に作られたシャネルのバッグが再び注目を集めています。
新品よりも安価で手に入るメリットがあるため、購入したい人が多く中古市場では品薄状態です。
そのため、40年前に作られたシャネルのバッグでも予想以上の高値で買い取ってくれる場合があります。
とはいえ「なぜ40年前のシャネルのバッグが今人気なの?」「高く売るには何をしたら良いの?」「おすすめの買取業者はどこ?」と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、40年前のシャネルのバッグが人気な理由や査定に出す前にどのようにすれば高く売れるのか、おすすめの買取業者などを詳しく解説します。
人気が出た理由や高く売るコツを正しく理解できて、高価買取につながるためぜひ最後まで読んでみてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
40年前のシャネルのバッグが人気なのはなぜ?ヴィンテージシャネルが今でも愛されている理由を解説!
40年前の1980年代~1990年代のバブル期に製造されたシャネルのバッグは、いわゆる「ヴィンテージシャネル」と呼ばれるものです。
ヴィンテージシャネルとは、作られてから20年以上経過しているシャネルのアイテムを指します。
年月を得た風合いや使い込まれた美しさが魅力のヴィンテージシャネルですが、なぜ今になって人気が出ているのでしょうか。
ここでは、40年前のシャネルのバッグの人気の理由を詳しく解説します。
他の人と被りにくい
40年前のシャネルのバッグは、廃盤になっているアイテムが多く現代だと希少価値が高いため、他の人と被りにくいです。
1983年にシャネルのディレクター兼デザイナーに就任した「カール・ラガーフェルド」は、当時低迷状態だったシャネルを再度復活させようと、バッグのデザインを改良しました。
また、シャネルのバッグの代表「マトラッセ」はバブル期の1980年代に発売されています。
カール・ラガーフェルドは、バブル期ならではの華やかさや遊び心を象徴するバッグを世に生み出しました。
40年前のシャネルのバッグには、当時の時代の文化や背景を感じさせる色使いやデザインを施しているため、他の人と被らない自分だけの楽しみ方でバッグを堪能できます。
現行モデルに比べて価格がリーズナブル
40年前のシャネルのバッグは、現在販売されているモデルと比べてリーズナブルな価格で購入できます。
近年シャネルの価値が高まっており、製品の生産コストが高騰しているため現在のモデルの価格は上昇傾向です。
現在のシャネルのバッグは数十万~数百万で市場に出回っていますが、ヴィンテージシャネルの場合は現行モデルの2~3割の価格で購入できる可能性があります。
シャネルの代表的なバッグ「マトラッセ」を例に挙げると、新品の価格は安くても50万円ですが昔のモデルになると20万円~30万円まで下がっています。
中にはお目にかかれないレアなバッグもあり、プレミア価格が付くケースも考えられますが、ヴィンテージシャネルの多くは現行モデルよりも安価に購入できるため、リーズナブルに購入したい人にはおすすめです。
安価といっても何らかの欠陥があるわけではなく、現在のモデルと同じくらいのデザイン性や品質で作られているため使用感に問題はありません。
高品質なので丈夫で長持ちする
シャネルのバッグの魅力は、見た目やデザインが美しいだけでなく、作りも丈夫で高品質のため長年愛用できる点です。
設立当初から現在まで受け継がれているクラシックバッグやチェーンバッグは、完成までに180もの項目を得てから世に売り出しています。
高度な技術を持った職人が一つひとつ丁寧にバッグを作っているため、経年による劣化や影響が少ないのも魅力です。
定番バッグライン「マトラッセ」に施されているキルティング加工は、上質な雰囲気を醸し出すだけでなく、型崩れまでを防いでくれます。
こうした丁寧な製造過程があるため、40年経ったとしてもバッグ本来の美しさと価値を保ち続けています。
シャネルバッグのマトラッセは40年前に誕生した?
シャネルバッグの代表「マトラッセ」は、今から40年前の1983年に製造されました。
年齢問わず身につけられて、持つだけでおしゃれに見える人気のマトラッセですが、実は先駆けとなったバッグが存在しています。
先駆けとなったバッグとは、1955年2月にシャネルの創立者のココ・シャネルによって作られた「2.55」と呼ばれるチェーンショルダーバッグです。
1920年代は片手がふさがるクラッチバッグやハンドバッグが主流でしたが、ココ・シャネルは実用性を求めて斜めがけや肩にかけて持ち運べるショルダーバッグを生み出しました。
ココ・シャネルが亡くなった後、ブランドの知名度や流行は衰退していきましたが、1983年にカール・ラガーフェルドがシャネルのデザイナに就任します。
カール・ラガーフェルドは、再びシャネルがブランドとして返り咲くためにチェーンのみだった2.55のストラップにレザーの編み込みを加えたり、ココマークの留め具に変えたりとデザインをアップデートさせました。
この過程を得て、40年前に生まれたのが「マトラッセ」です。
ココ・シャネルの他にはないアイデア力と、独特な感性を持つカール・ラガーフェルドの手によって、マトラッセは今でも愛され続けるシャネルの代表的なバッグになりました。
革と金属の融合が美しいマトラッセは、40年前のものでも色あせることなく、現代のファッションに気軽に取り入れられています。
40年前のシャネルのバッグを高く売るためのコツは?
「シャネルのバッグといっても40年前だし、高く売れないのではないか」と思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、40年前のシャネルのバッグは新品よりも安価で手に入り、使いこんだレザーの風合いがかえってお洒落に見えるためファッションアイテムとして人気が高まっています。
また、シャネルのバッグは品質が良く、時が経ってもその美しさが保たれているのが魅力です。
「買い求める人が多くて希少価値が高い」といった理由から、ブランド買取専門店などで高く売れる可能性があります。
ここでは、40年前のシャネルのバッグを高く売るためのコツを3つ紹介します。
付属品は揃えておく
購入時に付いてくる外箱やケース、袋、ギャランティカードなどの付属品は、できる限り査定時に揃えて持っていきましょう。
中でもとくに揃えておきたいのは「ギャランティカード」です。
ギャランティカードとは正規店で購入したシャネル製品に付属している重要な証明書で、通常は正規店でしか発行されません。
カードに書いてある数字とバッグ内部に貼ってあるシールの数字が一致すれば「このバッグは確実に正規店で購入している」と見なされるため、用意できると高値で買い取ってもらえます。
また外箱やケースが揃っていれば、買取店側も次の購入者に販売しやすくなり、売れ残りのリスクが少なくなります。
ギャランティカードを含む付属品が手元にあるか確認して、できる限り揃えてから査定に出しましょう。
査定前にお手入れをしておく
シャネルのバッグの保存状態も買取価格に影響するため、査定前にお手入れしておきましょう。
基本的にブランド品は、購入時の状態に近いほど買取価格が上がります。
現在シャネルのバッグを愛用している人は日頃から定期的にクリーニングをしたり、クリームやスプレーなどの革製品用ケアアイテムを使ったりしながら綺麗な状態を維持しましょう。
長年クローゼットやタンスにしまっているシャネルのバッグを売りたい場合は、少しでも保存状態を良くするために柔らかい布で軽く全体を拭き、ポケットの細かいゴミを取っておくのがおすすめです。
ただし、落ちない汚れや傷を無理に落とすのは商品をさらに傷つける可能性があるため、無理に落とす必要はありません。
査定前に商品を傷めない程度のお手入れを施し、できる限り清潔な状態で持っていきましょう。
早めに査定に出す
40年前のシャネルのバッグを高く売るために、可能な限り早めに査定に出しましょう。
シャネルのバッグには、生後6ヶ月以内の子牛の革を使った「カーフスキン」や生後1年以上の羊の革を使った「ラムスキン」などの天然革が使われています。
天然革は放置し続けると自然とカビや経年劣化が進んでしまうため、綺麗な状態のうちにブランド買取専門店で査定を受けた方が良いです。
「自宅のクローゼットに使っていない40年前のシャネルのバッグがある」「使おうと思っていたが、結局使わずにそのままにしてある」といった場合は、使わないと判断した時点で早めに査定出しましょう。
また、シャネルなどのハイブランド品の買取価格は時代の流行によっても変動します。
査定に出した時期に商品の需要が高まっていて、買い求める人が多いときは高額になる可能性がありますが、流行が過ぎれば需要が少なくなって買取価格が下がるケースも考えられます。
高く売るためにも、流行が過ぎ去る前に査定に出しましょう。
ブランド買取専門店の中には、特定の商品を期間限定で高額買取するキャンペーンを行っているところもあります。
一度ブランド買取専門店のホームページを見たり、実店舗で話を聞いたりして、査定のタイミングを逃さないようにしましょう。
40年前のシャネルのバッグを比較的高く売るのにおすすめの買取業者は?
40年前のシャネルのバッグを高く売るなら、買取実績が豊富で海外への販売ルートを持っている買取業者を選びましょう。
また、中古市場の最新情報を網羅している査定スタッフがいるかどうかも大事なポイントです。
とはいえ、インターネットで調べると複数の買取業者が出てくるため「どの業者を選べばいいのかわからなくなってしまった。」と感じた人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、シャネルの買取実績が豊富なギャラリーレアです。
ギャラリーレアは、これまでに定番アイテムのマトラッセはもちろんボーイシャネルやカメリアなどのシャネルアイテムの買取実績があります。
さらに国内外に広がる独自の流通ネットワークを持っているため、海外支店から常に最新のブランド市場の情報が回ってきます。
査定スタッフは定期的に情報交換会や勉強会を実施しており、その実力は買取業界トップレベルです。
お客様の価値あるブランド品をしっかり見極め、高価買取を実現いたします。
今から20年前以上に作られたヴィンテージシャネルは現在廃盤となっており、中古市場でしか手に入りません。
新品では手に入らないからこそ需要が高まっており、買取価格も上昇しています。
「傷がついている状態では売れないかもしれない」「他社では満足いく査定結果が得られなかった」と思っている方も、ぜひ一度ギャラリーレアまでご相談ください。
40年前のシャネルのバッグについてまとめ
まとめ
- ヴィンテージシャネルが人気な理由は、他と被らないから・現行モデルよりもリーズナブルに購入できるから・高品質で丈夫だからの3点
- 40年前に発売したマトラッセの原型バッグは、1955年2月に発売された「2.55」である
- 1983年にシャネルのデザイナーに就任したカール・ラガーフェルドが「2.55」を今のマトラッセのデザインに改良した
- ヴィンテージシャネルを高く売るには、付属品を付ける・査定前にお手入れをする・早めに査定に出すのが重要
- 40年前のヴィンテージシャネルを売るなら、買取実績豊富なギャラリーレアがおすすめ
40年前のシャネルのバッグは、現行モデルにはない独自のデザインと希少性を持っているため、他の人とも被りにくく自分だけのおしゃれを楽しめるのが魅力です。
さらに、現行モデルの2~3割の値段で購入できるため「シャネルのバッグが欲しいけど、高くて手が出せない」とお悩みの人にも人気があります。
ヴィンテージシャネルの需要が高まっている今が、高価買取をしてもらうチャンスです。
とはいえ、買取業者をしっかり見極めなければ相場以下の査定金額で提示されてしまい、損をする可能性があります。
ギャラリーレアでは、最新の中古市場をいち早くつかんでいる査定スタッフが相場以上の価格で高価買取いたします。
シャネルの買取実績が豊富なギャラリーレアにぜひお気軽にご相談ください。
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