シャネルのファスナーの種類は?ブランドはどこ?偽物を見分けるポイントを5つ解説! - 中古・新品ブランド販売ギャラリーレア公式通販

シャネルのファスナーの種類は?ブランドはどこ?偽物を見分けるポイントを5つ解説!

シャネルのファスナーの種類は?ブランドはどこ?偽物を見分けるポイントを5つ解説!

シャネルは世界的な人気の高さから、偽物が多く出回るブランドです。近年、フリマサイトやネットオークションにより個人間取引が手軽になった反面、偽物を購入してしまうリスクが増加しています。それに伴い、購入後に本物であるかどうかを自己鑑定するケースも増えているようです。

今回は、シャネル製品が本物であるかどうかを判定するポイントを詳細にご紹介します。手軽に見分けられるファスナー箇所については、とくに掘り下げて解説しているので、ぜひお手元のシャネル製品と見比べてご確認ください。

この記事を監修した鑑定士
米津 圭敏
LA部 部長米津 圭敏

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。

シャネルのファスナーの種類は?ブランドはどこ?

シャネル ファスナー

シャネルの真贋判定は、買取スタッフでなくてもファスナーから判断できることがあります。シャネルで使用されているファスナーは主にEP社、LAMPO社、CLAIR社の3つ。

それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

シャネルのファスナー1:EP社

基本的に現在流通しているシャネルのバッグは、EP社製のファスナーが採用されています。ファスナーに「EP」の刻印があれば、そのポイントについては偽物である可能性が低いと判断できるでしょう。

ただ、シャネルのバッグの真贋判定にはさまざまな箇所を入念にチェックした、相対的な判断要素が必要です。ファスナーに「EP」の刻印があったとしても、「本物」と判断してしまわず、後述するほかのポイントもしっかりと確認しましょう。

シャネルのファスナー2:LAMPO社

LAMPO社製のファスナーは「LAMPO」と刻印されており、こちらも真贋判定のポイントにおいては偽物の可能性は低いと判断できます。シャネルとLAMPO社製の歴史は深いため、ファスナーに刻印されている「字体」が製造年によって異なる点には注意しましょう。例えば、筆記体での「LAMPO」や「OPTI DMC」という刻印もあるので、判断がむずかしい部分があるかもしれません。

LAMPO社は、1887年にイタリアで創業された老舗であり、シャネル以外にもプラダやアルマーニなど多くの高級メゾンとの提携を果たしています。精巧なつくりのファスナーは、コピー品では到底再現できないもの。そのつくりや刻印についても注目してみましょう。

シャネルのファスナー3:ECLAIR社

シャネルは1980年代前半まで、ECLAIR社製のファスナーを使用していました。そのため、ファスナーに「ECLAIR」と刻印されているシャネルのバッグは、基本的に1980年代前半までに製造されたものだと判定できます。

ECLAIR社は1924年にフランスで創設され、シャネル以外にもエルメスの製品にファスナーを提供しています。現在ではECLAIR社製のファスナーを使用していないことから、「ECLAIR」の刻印があるシャネルバッグはヴィンテージシャネルであると判断できるのです。

シャネルのファスナーがYKKなのはコピー品?

YKK

シャネルのファスナーに刻印されているものが「YKK」であった場合、それは偽物である可能性が高いと判断できるでしょう。日本の企業であるYKKは、ファスナーにおいて世界でトップクラスのシェアを誇り、現在では「YKK」の刻印を目にする機会にあふれています。親しみのあるYKKですが、シャネルにその刻印がある場合は注意が必要です。

一時期、シャネルでは一部の製品で「YKK」という刻印をつぶしたYKKのファスナーを採用していました。そのため、「YKK」の刻印と判断できるファスナーについては、「偽物の可能性が高い」または「本物だけれど、正規店以外でファスナーの修理を行った」といえます。後者の正規店以外での修理は、正規品ではない部品が使用されることがあり、本物であっても価値を下げる結果となり兼ねません。

基本的にはファスナーに「YKK」の刻印があったら「本物ではない」と疑って、ほかのポイントも詳細に確認してみましょう。

シャネルのファスナーの種類以外で偽物を見分ける方法は?ポイントを5つ解説!

シャネルのファスナーの種類は?ブランドはどこ?偽物を見分けるポイントを5つ解説!

ファスナー以外でも、シャネルが偽物であると見分けらる箇所が複数あります。

偽物にはそれぞれどのような特徴があるのか、早速チェックしていきましょう。

ポイント1.ギャランティーカード(シリアルナンバーの記載)

シャネルのギャランティーカードには、ゴシック体の7~9桁の数字が記載されています。ギャランティーカードは主に、「購入日」「購入店舗」「シリアルナンバー」が記載され、正規品であるかどうか判別する大切な付属品です。ギャランティーカードに記載されている数字が6桁以下、または10桁以上であった場合は偽物であると疑いをかけてかかりましょう。

また、ギャランティーカードに貼られている「ココマーク」のシールに、透かしがあるかも大切なチェックポイント。このシールは1980年代以降に採用されており、それ以前のヴィンテージシャネルには当てはまりませんが、手軽にチェックできるポイントです。

現在のシャネルでは、このギャランティーカードを廃止しており、代わりに8桁の英数字が記載された「RFIDタグ」といわれる金属プレートが付属されています。国外では2015年に、国内では2021年にスタート。並行輸入で日本に入るシャネルバッグもあるため、基本的に2015年以降のモデルにギャランティーカードが付属されていたら、本物である可能性は低いと考えましょう。

ポイント2.ブティックシール

2016年6月に廃止されたブティックシールは、国内正規店で購入した場合に貼られるシールです。シールカラーは、ゴールド(新品)・シルバー(正規リペア)の2色のみ。「購入年月日」と「販売店のアルファベット」がスタンプによって記載されています。ブティックシールは国内のみの対応であり、国外では付属していません。

シールに2016年6月以降のブティックシールが付属していたり、ゴールド・シルバー以外のカラーであったりした場合は、偽物である可能性が高いといえます。

ポイント3.ブランドロゴ

バッグの中に刻印されている「CHANEL」のブランドロゴ。まずは、ブランドロゴの刻印の仕上がりをチェックしてみましょう。本物は文字に色ムラがなく、丁寧な仕上がりである場合が一般的です。ただし刻印の塗料は手作業で行われており、ロゴのにじみなどから判別するのはむずしくもあります。

詳細に確認するには、L以外の各アルファベットの特徴をひとつずつ見ていきましょう。

  • C=本物:切り口がななめ、偽物:切り口が真横
  • H=本物:横線が真ん中より上寄り、偽物:真ん中、または下寄り
  • A=本物:一番上の先端が平ら、偽物:先端がとがっている
  • N=本物:先端が平ら、偽物:先端がとがっている
  • E=本物:真ん中の横線が一番短い、偽物:横線3本がすべて同じ長さ

ほかのポイントでも疑わしい箇所があれば、上記の特徴を参考に全体を見て真贋を判定しましょう。

ポイント4.金具のネジがマイナスネジ

使用されている金具にムラや角のとがりがあった場合は、注意深く観察してください。ヴィンテージシャネルや愛用されていたシャネルバッグは、金具がはげてしまうことがあります。しかし、金具にムラが生じることはありません。また、角がとがって丸みを帯びていない場合も注意が必要です。

次にターンロックの裏側に着目してみましょう。フラップをめくると、ターンロックの裏側が確認できます。金具を留めているネジ穴は、正規品であれば「マイナスねじ」であることが多く、「プラスネジ・星形ネジ」であった場合は偽物である可能性が高いといえます。

ただ、一部の製品では「プラスネジ」を採用している製品もあるため、ほかのポイントもしっかりと確認することが大切です。

ポイント5.チェーンの縫い目

シャネルバッグのチェーンに革が編み込んであるデザインは、内側に織り込まれているかを確認してください。正規品は1本の紐皮をそのまま使用するのではなく、中心に向かって三つ折りで織り込まれてチェーンに編まれています。

確認しづらい点ではありますが、チェーンに革が編み込まれているバッグで確認できるポイントとしてチェックしてみましょう。

シャネルをフリマサイトやネットオークションで購入するのは大丈夫?注意点は?

シャネル バッグ

シャネルは世界中で愛されるハイブランドです。そのためリセールバリューが高く、中古市場でも高値の買取取引が期待できるブランドのひとつ。人気のシャネルを少しでも安価に購入するには、フリマサイトやネットオークションでかなう「個人間取引」が挙げられますが、その分“偽物”である可能性が高まります。

フリマサイトやネットオークションでは、偽物に対する取り締まりを強化する一方で、コピー品の出品はあとが絶ちません。一部で購入した製品を鑑定する「鑑定サービス」が始まりましたが、手元に届くまで時間がかかったり、手数料がかかったりするデメリットも存在します。

写真と手元に届いた製品が違ったというリスクもあるので、フリマサイトやネットオークションでの購入は十分な知識と対策が必要だといえるでしょう。

本物のシャネルを安全に手に入れるのにおすすめの購入先は?

シャネル バッグ

シャネル製品を購入したあとに、「偽物かもしれない」という不安をもって使用し続けるのは気分的にも避けたいもの。お気に入りのシャネル製品であれば、自信をもって愛用していきたいですね。

偽物を購入するリスクを避けるには個人間取引を極力避け、信頼できる買取店から購入することが大切です。なお、買取店も買取スタッフの査定力や買取実績によっては、偽物が並んでいるケースがあるため、「信頼性の高い買取店」からの購入がおすすめ。

 

  • シャネルの買取実績が豊富
  • 査定力の高い買取スタッフが在籍
  • 口コミ評価が高い買取店

 

上記、3つのポイントを参考に信頼性の高い買取店を見つけましょう。ブランド買取店・ギャラリーレアはさまざまなジャンルのシャネル製品を買取しています。バッグはもちろんのこと、ジュエリーや時計、アパレルまで取り扱い、査定に長けた買取スタッフがていねいに鑑定を実施。ヴィンテージシャネルにもその査定力をもって対応しております。

シャネル製品を大切に、長く愛用していきたい方は、ぜひ一度ギャラリーレアの公式通販サイトをご覧ください。

シャネルのファスナーの種類についてまとめ

まとめ

  • ファスナーに「YKK」の刻印があったら要注意
  • ほかのポイント5つもしっかりと確認して、相対的な判断を
  • 購入先には信頼できるブランド買取店がおすすめ

シャネル製品が偽物であるか判別するには、まずファスナーが「YKK」ではないことを確認しましょう。「EP」「LAMPO」「ECLAIR」の3つであれば、ファスナーにおけるチェックポイントは大方クリアできたといえます。しかし、このように刻印が成されていても偽物である可能性は否定できません。ブランドロゴやギャランティーカードといったほかのポイントも確認しつつ、相対的な結果から判断を行いましょう。

またシャネルは高額であるため、安価に手に入るフリマサイトやネットオークションは魅力的に映りますが、その分偽物の購入リスクが高まる点には注意が必要です。購入後、「偽物かもしれない」と不安になりあわてて自分で鑑定する事態を避けるには、信頼できるブランド買取店での購入がおすすめです。

ギャラリーレアでは、買取スタッフの定期的な勉強会や情報交換により査定力を日々磨き、スキルアップを怠りません。ギャラリーレアの公式通販サイトに並ぶシャネル製品は、査定力に優れた買取スタッフの真贋をクリアしてきたものばかりであり、不安感なくご覧いただけます。

正規店には並ばないヴィンテージシャネルや廃盤モデルをお探しの方、少しでも安価にシャネル製品を手元に置きたい方は、ギャラリーレアの公式通販サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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