高級腕時計として不動の人気を誇るロレックス。その中でもデイトナのコンビモデルは、華やかでゴージャスな雰囲気が特徴です。
しかし、一部では「デイトナのコンビはダサい」との声も聞かれます。
この記事では、なぜデイトナのコンビはダサいと噂されるのか、本当に人気のないモデルなのかについて探っていきます。
代表的なデイトナのコンビモデルや、コンビをよりかっこよく身に着けるポイントも紹介しますので、ぜひご一読ください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
デイトナのコンビとは？どんなモデル？
まずは、ロレックスのデイトナがどのようなモデルなのか、その特徴や歴史を紹介します。
デイトナのコンビモデルの特徴や定義は？
デイトナのコンビモデルの特徴は、ゴールドとステンレスを組み合わせた配色デザインです。
時計界においてはコンビとは、2つの異なる素材を組み合わせたデザインを意味する言葉で、「コンビネーション」を略したものになります。
ロレックスにおけるコンビタイプの正式名称は「ロレゾール」です。一般的に、呼びやすいコンビと呼ばれることが多くなっています。
デイトナのコンビモデルの歴史は？どう誕生した？
- イエローゴールド：イエローロレゾール
- ホワイトゴールド：ホワイトロレゾール
- エバーローズゴールド：エバーローズロレゾール
コンビの歴史は古く、1930年代から続いている特にロングセラーモデルです。
コンビモデルは1930年代初めに登場し、1933年にロレックスが商標登録をしています。
ロレックスのコンビモデルの組み合わせは、18Kゴールドと904Lステンレススチールです。
ゴールドの色によって呼び名が異なり、以下のように呼ばれています。
この独自の組み合わせは、ロレックスの代表的なデザインの一つとして、多くの時計ファンに愛されています。
デイトナのコンビモデルがダサいと言われる理由
「デイトナのコンビはダサい」という一部の噂は、コンビモデルに興味がある方にとっては気になる内容かもしれません。
ここから、デイトナのコンビがダサいと言われる理由について紹介します。
おじさんや成金のイメージが強い
デイトナのコンビが批判される理由には、「おじさんが着けている」というイメージが強いからです。
バブル期にコンビモデルが流行していたことから、当時の腕時計を現在も愛用している方も多く、結果的に50代以降のおじさんと呼ばれる層の着用率が高くなっています。
そのため、コンビモデルはおじさんが着けているという印象を受けやすいのです。
また、コンビモデルは「成金が着けている」というイメージがあることも、ダサいと言われる所以のひとつです。
景気の高騰によって、バブル期は急激に財を成す、いわゆる成金が多く登場した時代です。
そんなバブル期には、煌びやかでゴージャスな腕時計が大ブームを巻き起こしました。
コンビモデルは、そのゴージャスな見た目から、贅沢なものを好む傾向にあった成金とよばれる層に大きな人気を博します。
このような背景から、ゴールドカラーが特徴的なコンビモデルは、わかりやすく高級品を持っている成金だと思われがちなのです。
流行遅れや古臭いと感じる人が多い
「金色が目立つコンビモデルは時代遅れ」と、一部の人々から古臭く感じられる場合があります。
コンビモデルは特に、1970年代～1980年代にかけて爆発的にトレンドになりました。
しかし、バブル崩壊後は控えめなアイテムが好まれ、派手さのある腕時計は敬遠されるようになってしまいます。
そのため、コンビモデルはバルブ期のイメージがあって古臭いと感じる方もいるようです。
金の色が派手すぎと思われる
コンビモデルは華やかで周囲の目をひきやすいことから、「派手すぎる」というイメージをもたれる方もいます。
基本的に日本人は、華やかな雰囲気のあるイエローゴールドより、ホワイトゴールドやプラチナなどシンプルなカラーを好む傾向にあります。
そのため、金色のイメージが強いコンビモデルを敬遠しがちだと考えられます。
また、コンビモデルはデザインが主役級であり、マッチするファッションが限定されるため、避ける方もいるようです。
デイトナのコンビモデルはダサくない？実際の口コミを検証！
今日はデイトナで。ロレゾール、コンビモデルってなんで人気ないんだろ。金無垢ほど重くないしちょうどいい華やかさでめっちゃいいと思うんですけどねー#rolex #daytona #ロレックス #デイトナ #デイトナエルプリメロ #逆6
#16523 #16523g pic.twitter.com/XeW1nw2LeV— かどま@VC金無垢 (@kadomakk) February 19, 2024
購入できたのは126503Gでした！
コンビは希望なかったのですが、ダイヤの入ってるのもだったら視野に入れていてドンピシャです🥺🥺🥺
初のデイトナかっこよすぎます#デイトナ pic.twitter.com/1wWqXDNhPE— とけいさん (@rolex18ba) February 15, 2024
おはようございます
雨と寒さに負けないようにデイトナで出発🫡#ROLEX pic.twitter.com/V3fercYMFa— マリンビー (@roze318318) February 21, 2024
SNSで検索した場合、デイトナのコンビモデルはダサいという声はほとんど見られず、デイトナの華やかなデザインを高く評価する声が多くありました。
事実、コンビの特徴であるゴールドとステンレスの組み合わせはエレガントな印象で、腕元に高級感をもたらします。
デイトナのコンビモデルは、持ち主のモチベーションに良い影響を与えるポジティブなデザインです。
ダサいと言われる理由としては、「あからさまなロレックスアピール」に嫌悪感を抱かれるということが考えられます。
つまり、コンビモデル自体がダサいのではなく、ロレックスの腕時計を自慢げに見せびらかす行為がダサいのです。
デイトナのコンビモデルの魅力と人気
ここから、デイトナのコンビモデルの魅力と人気の理由について紹介します。
高級感と華やかさがある
コンビモデルがもつ高級感には、オールステンレスにはないオーラがあります。
ゴールドとステンレスの華やかな組み合わせは、時計にラグジュアリー感を求める方に好まれやすいです。
ステンレスモデルがスポーティーなイメージを持つ一方、コンビモデルはゴールドの要素が加わることによって、一気にエレガントな印象になります。
素材のコントラストが美しい
コンビ時計が苦手な方は「ゴールドが派手」といった声もありますが、逆にそのインパクトが魅力的なポイントといえます。
シルバーとゴールドのはっきりしたコントラストが美しく、高級感を漂わせるのです。
ロレックスは他ブランドに比べてコンビの種類が豊富で、素材やカラーの組み合わせによって、お好みの時計を選ぶことができるでしょう。
金の価値が高く、投資性がある
デイトナのコンビモデルの魅力として、金の資産価値が高く、投資性があるという点も挙げられます。
もともと希少性の高い素材である金は、近年その価値が急上昇しています。
そのため、金素材を採用したモデルは、売却した際に高額で買取してもらえるので、コンビモデルは資産として保有できるのです。
金の相場が高騰することによって、材料費も高くなり、定価は今後上がる可能性があります。
定価が上がれば取引相場も高くなるため、今後はよりコンビモデルへの注目度が高くなるでしょう。
デイトナのコンビのおすすめモデルを紹介！
ここから、デイトナのコンビのおすすめモデルを2つ紹介します。
１．デイトナ コンビ 116503 ブラック文字盤
デイトナ 116503 ブラックダイヤルは、ロレックスのコンビモデルの中でも抜群の人気を誇ります。
ベゼル・リューズ・プッシャー・ブレス中央リンクに、艶やかな18Kイエローゴールドを採用。
ブラックとゴールドは親和性が高いカラーリングで、表記もひと目で分かります。
ゴールドでゴージャス感を強調しつつ、ブラックダイヤルで硬派な印象も与えてくれるでしょう。
２．デイトナ コンビ 116503 シャンパン文字盤
シャンパンカラーが美しい、デイトナのスポーティーさにラグジュアリー感をプラスしたモデルです。
その煌びやかな輝きは、セラミック製にはないエレガントな魅力に満ちています。
18Kイエローゴールドとステンレスの色の違いが、腕元に立体感を生み出します。
圧倒的なステータス性と高揚感を味わうなら、デイトナ コンビ 116503 シャンパン文字盤を選択肢に加えてみるのはいかがでしょうか。
デイトナのコンビモデルをおしゃれに着こなすコツはある？
ここから、デイトナのコンビモデルをおしゃれに着こなすコツを紹介します。
服装やシーンに合わせる
身に着ける腕時計には、TPOや服装に合わせた気配りが大切です。
服装やシーンを考慮しないと、ご自身のイメージを悪くしてしまうことになりかねません。
コンビモデルの場合、プライベートであれば、どのようなモデルでも着用できます。
ゴージャス感溢れるデザインのため、シンプルなファッションのアクセントとして役立ちます。
しかし、仕事上派手な腕時計がNGの職場では、よりシンプルなモデルを選ぶのがおすすめです。
また、社会人1年目の営業などがビジネスの場にコンビモデルを着けてくると、経験や経済状況に不釣り合いだと思われる可能性が高いでしょう。
コンビモデルは、TPOや服装に合っていれば素敵に見られますが、合っていなければネガティブな印象を持たれてしまうので注意が必要です。
文字盤やベゼルの色に気をつける
コンビタイプの腕時計は、文字盤やベゼルのカラーの組み合わせによって、見た目が大きく変化します。
文字盤やベゼルの色次第では、落ち着いた見た目のモデルも登場しているので、派手見えを回避したい方にもおすすめです。
ゴールドが強調されているものではなく、差し色として使われている程度であれば、さりげなさがあって、おしゃれに取り入れやすくなるでしょう。
ブレスレットの調整をする
デイトナのコンビモデルをよりおしゃれに着こなすために、ブレスレットのサイズを調整しておきましょう。
ブレスレットのサイズが広すぎると、腕時計が回ってしまい、だらしない印象になってしまいます。
一方、サイズが小さいブレスレットをしていると腕が痛くなり、ブレスレットが伸びる原因になります。
好みにもよりますが、一般的には「ブレスレットに指が一本入る」程度が好ましいとされています。
ロレックスの腕時計は、基本的に自分でベルト調整が行えるため、ブレスレットがキツい、または緩いと感じたら、すぐに対応可能です。
ただし、モデルによってベルト調整の方法は変わるため、所有している腕時計はセルフで調整できるのか、あらかじめ確認しておきましょう。
デイトナのコンビモデルはダサいのかについてまとめ
まとめ
- デイトナのコンビモデルが「ダサい」と言われる理由は「おじさん」「成金」「時代遅れ」といったイメージがあるため
- 「ダサい」と思われる主な原因はアピールのし過ぎ
- TPOを考慮すれば高級感と華やかさを演出できる
今回はデイトナのコンビモデルが「ダサい」といわれる理由について解説しました。
バブル期のイメージから抵抗感を持つ方もいますが、近年はトレンドの流れによって、コンビモデルに対する見方も変わってきています。
高級感に溢れたコンビモデルは、腕元に華やかさを与えてくれまのすので、今回紹介したモデルを参考にして、お気に入りのアイテムを探してみてはいかがでしょうか。
ギャラリーレアの公式通販サイトでは、さまざまなデイトナコンビモデルをご案内しております。
ご質問がありましたら丁寧に対応いたしますので、お気軽にギャラリーレアまでお問合せください。
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