エルメスの定番のお財布として有名なべアンは、そのシンプルで上品なデザインと、高い品質によって、誕生してからいまもなお多くの人たちを魅了し続けています。
エルメスらしいHの金具が特徴的で、すっきりとした見た目が男女ともに人気のあるべアンですが、実際の使い勝手はどうなのか気になりますよね。
そんな方に向けて、この記事ではべアンの実際の使い勝手、口コミや評判、べアンの5つの種類、おすすめの素材やカラーなどについてご紹介させていただきます。
エルメスのべアンについて気になっている方は、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
エルメスのベアンの使い勝手は実際どう?
エルメスのべアンの使い勝手は実際にどうか気になりますよね。ここでは、エルメスのべアンとはどんな財布か、べアンの名前の由来についてご紹介させていただきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
エルメスのベアンとはどんな財布?
エルメスのべアンは、上品で飽きのこないシンプルなデザインと、アイコニックなエルメスの「H」の金具が特徴的なお財布です。エルメスの中では定番のお財布として、時代を超えて人々に愛され続けています。
しっとりとした高級感のある革が使われていて、スリムですっきりとした見た目なので、男性や女性問わず人気があります。
べアンシリーズは、長財布や三つ折り財布、小銭入れなどラインナップが豊富なのも人気の理由の一つです。ライフスタイルに合わせて、ご自身にとって使いやすい形をお選びいただけます。
また、素材やカラー展開も豊富なので、組み合わせ方によって様々なバリエーションを楽しんでいただけます。一目でエルメスとわかるデザインと品質の高さは、ファーストエルメスとしてもおすすめです。
エルメスのベアンの名前の由来とは?
エルメスのべアンは20年以上前に、初めて誕生しました。エルメスのアイテムには、フランスの地方に思いを馳せたコレクションがあります。
べアンもそんなコレクションから誕生したアイテムの一つで、べアンの名前の由来は、フランス南西部に位置するベアン地方だと言われています。
新型のベアンと旧型のベアンはどんな違いがある?
エルメスのべアンは、2000年にリニューアルされました。ここでは、新型のべアンと旧型のべアンにはどんな違いがあるかご紹介させていただきます。
主な違いは、金具のリニューアルとファスナーのリニューアルの2つになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
金具のリニューアル
エルメスのべアンが、2000年にリニューアルされたときに、フロント部分に施されたアイコニックな「H」の金具もリニューアルされました。
旧型は、シンプルな「Hの形の金具が施されていました。一方、新型は「H」の金具の真ん中がくり抜かれて隙間のあるデザインになっているため、よりシャープな印象になりました。
ファスナーのリニューアル
同年には、ファスナーもリニューアルされています。旧型は、社外で作られたファスナーだったため「EP」という文字が入っていました。
一方、新型はファスナーも自社で製造するようになったため、ファスナーにも小さく「HERME’S」のロゴが入るようになりました。
また、旧型のファスナーのカラーは、ボディに合わせたカラーが使われていましたが、新型には、ゴールドやシルバーのファスナーが使われるようになっています。それによりラグジュアリーな雰囲気を感じられるデザインになりました。
エルメスのベアンの口コミや評判を解説!
やっと今年用の財布買った❤︎/
エルメスのべアンのブラック×ゴールド金具✧‧˚
これがずっと日本国内在庫0だったんだよー(;▽;)手に入って良かった❤︎/
ご機嫌♡(°´ ˘ `°)/ pic.twitter.com/UJoRHJ6YFl— 檀家(だんか)*固定ツイ画像必ずご確認ください (@xoxo_rady_a) March 1, 2018
エルメスのべアンがいくらするのかわからなくて調べてみたらめちゃくちゃ高くてびっくり。さすがエルメスだね☺️
財布であのお値段は私にはムリ😭
でも落ち着いた雰囲気で素敵だね!— むにゃこ (@FragrancePeach_) November 28, 2023
お気に入りの
HERMESのべアン🐼💜HERMESって気品があるから
やめられないんだよね〜︎︎︎︎︎☺︎財布で20万はするけど
それでも買っちゃうんだよな〜
pic.twitter.com/heq5mFsgnv— miyu (@miyuun_09) May 10, 2021
エルメスのべアンは気品溢れるデザインで、落ち着いた雰囲気が素敵だという口コミがたくさんありました。口コミを見るだけでも、シンプルで高級感のあるデザインは、多くの人を魅了していることがわかります。
一方で、憧れのべアンを一度は手にしてみたいけれど、値段が高すぎてなかなか購入できないという声もあります。べアンを購入することを目標にしている方もいて、世代を問わず人気があることがうかがえます。
人気のデザインのものは、エルメスの店舗でなかなか手に入らないという口コミも見受けられます。欲しいデザインがあるけれど、正規店での在庫がないという方や、値段が気になって購入するか悩んでいる方は、中古品店で探してみるのをおすすめします。
手に取りやすい価格で、探していたデザインのものが見つかるかもしれません。ギャラリーレアでも、エルメスのべアンをお取り扱いしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
エルメスのベアンの5つの種類を解説!
エルメスのべアンは、種類の豊富さも人気の理由のひとつです。ここでは、そんなエルメスのべアンの5つの種類について解説させていただきます。
ご自身のライフスタイルに合わせてお選びいただける充実のラインナップとなっています。ぜひ、エルメスのべアンを購入される際の参考にしてみてください。
ベアンコンパクト
べアンシリーズの中でも、コンパクトな大きさの二つ折り財布です。定番のべアンのデザインはそのままに、手のひらにすっぽり収まるサイズ感になっています。
サイズは、横12cm×縦9.5cmで、小さめバッグにもらくらく収納していただけます。ジップ付きの小銭入れとフラットポケット、4つのカード入れが付いていて、見た目以上に収納力のある優れものです。
お札入れがないように見えますが、小銭入れとカード入れにあるフラットポケットにお札を収納できるようになっているので、必要最低限のものは全て持ち運べます。
ベアン (クラシック)
べアン(クラシック)は、べアンシリーズが誕生した当初から販売されている定番のデザインです。エルメスのお財布といえば、べアン(クラシック)だと言われるくらい人気があります。
サイズは横17.5cm×縦9cmで、お札も折りたたまずに入れていただけます。お札入れとカード入れが5つ、ポケットが3つ、小銭入れもついているので、収納力を求める長財布派の方におすすめです。
厚みがなくすっきりとした印象で、小さめのバッグやスーツのポケットに入れて使うことができるため、性別問わず人気があります。
ベアンミニ
べアンミニは、べアンシリーズの中でも一番小さいサイズになっています。べアンの上品なデザインをコンパクトに持ち運びしていただけます。
サイズは横10cm×縦7cmで、スナップボタン付きの小銭入れとカードケース、ポケットの組み合わせで、キャッシュレス派の方におすすめのお財布です。
べアンミニにはお札入れがなく、べアンシリーズの小銭入れと呼ばれていますが、奥側のポケットのマチが広めに作られているため、折りたためばお札も収納していただけます。見た目以上の容量があり、ミニウォレットとして使いやすい仕様が魅力です。
ベアンスフレ
定番のべアンのデザインや形はそのままに、厚みを1cmプラスして、さらに収納力をアップさせたのがべアンスフレになります。
お札入れにマチがあるので、お札が100枚入るお財布としても有名です。すっきりとしたフォルムですが、大容量なのが人気の理由となっています。
カード入れが5つとフラットポケットが3つ付いているので、お札と領収書を分けて整理していただけます。領収書を保管しないといけない方や、現金をたくさん持ち歩きたい方におすすめのお財布です。
ベアン2PLIS
べアン(クラシック)とデザインや大きさは同じですが、べアン2PLISはカードをたっぷりと収納できる作りになっています。
一見すると二つ折り財布のように見えますが、内側の構造が折り返しになっているため、実は三つ折り財布というところもべアン2PLISの魅力です。
べアンスフレに比べるとお札入れにマチがなく、その分カード入れは10箇所もあるため、現金派よりもカード派の方におすすめです。
エルメスのベアンにおすすめ素材は?
エルメスの製品は、素材の種類が豊富なことでも有名です。革の素材だけでも幅広いラインナップを誇っています。
ここでは、数ある革の素材から、エルメスのべアンにおすすめの素材を4つご紹介させていただきます。素材によってそれぞれの魅力があるので、べアンについて気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめ素材1:シェーブルミゾール
シェーブルミゾールは、体の小さなヤギの革が使われているため、エルメスの中でも希少価値の高い素材となっています。細かい皮目とやさしい光沢感をもつヤギ革は、シンプルさの中に上品さを感じられる大人のための素材です。
牛革に比べて丈夫で実用性が高いため、長い年数お使いいただけます。使い込むほどに革がやわらかくなってくるので、年々違った表情を楽しめるのもシェーブルミゾールの魅力です。
また、発色の良さも魅力の一つで、べアンの豊富なカラーバリエーションを引き立ててくれます。エルメスの中で人気のある、エトゥープやゴールドなどのカラーとの相性も抜群です。
おすすめ素材2:ヴォーエプソン
ヴォーエプソンは、2003年に廃盤になったクシュベルの後継的な素材として誕生しました。雄子牛の革に細かな型押しが施されていて、きれいな表情が魅力です。
シボ感のあるしっかりとした硬めの素材で、キズや汚れが気になりにくく耐久性があるため、いつまでも美しいフォルムを楽しんでいただけます。
マットな質感と型崩れのしにくさから日常使いに最適であると、一番人気の素材となっています。硬めで艶があるので、日常使いのみならずビジネスシーンなどのフォーマルなシーンでもお使いいただけます。
おすすめ素材3:クシュベル
クシュベルは、雄の子牛の革に型押しが施された素材です。現在は廃盤していますが、当時はとても人気があり、ケリーやバーキンなどのエルメスを代表するバッグにも使われていました。
いまではクシュベルの後継的な素材として、ヴォーエプソンがあります。ヴォーエプソンに比べて型押しが深くキメが細かいのもクシュベルの特徴です。
光沢感のあるガラス加工が施されており、美しい艶と上品さのある仕上がりになっています。また、ガラス加工によりキズや汚れがつきにくいため、耐久性にも優れています。
現在では廃盤になっていますが、いまなお人気のある素材のため、中古市場では高値で取引されています。
おすすめ素材4:アリゲーター リセ
アリゲーターリセは、アメリカのミシシッピ川が原産地となるアリゲーターの革素材のことです。エルメスの中では、最も高級な素材だと言われています。
アリゲーターの革は、クロコダイルに比べてウロコが長方形で大きめなので、きれいなウロコの模様が楽しめます。
メノウで磨き上げるリセ仕上げという加工が施されたアリゲーターの革は、美しい光沢があり高級感を感じられる仕上がりになっています。
エルメスのベアンにおすすめのカラーは?
エルメスはカラーの種類が豊富なことでも有名です。ここでは、数あるカラーの中からべアンにおすすめのカラーを3つご紹介させていただきます。
3つともべアンの良さを引き立ててくれる素敵なカラーになっています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
おすすめカラー1:ローズティリアン
エルメスには、絶妙にニュアンスの違うピンクカラーのバリエーションが豊富にあります。そんな数あるピンク系の色味の中でも、ローズティリアンは人気のあるカラーです。
発色のいいきれいな濃いめのピンクが特徴で、エレガントでありながら明るくポップな雰囲気を演出してくれます。見れば見るほど虜になってしまう可憐な色合いが、多くの人を惹きつけます。
シンプルなコーデに映える鮮やかなピンクカラーは、差し色としても大活躍してくれます。女性らしい雰囲気がお好きな方や、小物は明るいカラーのものが持ちたいという方におすすめのカラーです。
おすすめカラー2:エトゥープ
エトゥープは、エルメスの豊富なカラーバリエーションの中でも特に人気のあるカラーです。上品で落ち着いたグレージュカラーなので、大人っぽくシックな印象になっています。
エレガントで落ち着いた印象のあるエトゥープは、同じく上品でシンプルなべアンとの相性も抜群です。女性らしくやわらかな雰囲気を演出してくれるので、どんなスタイルにも合わせやすいのも魅力の一つです。
持つ人の魅力を引き立てるニュアンスカラーは、ファーストエルメスとしてもぴったりなカラーとなっています。
おすすめカラー3:ゴールド
高級感のあるエルメスのゴールドは、ブランドを代表するカラーとしても有名です。キャメルや明るめのブラウンのような色味で、上品かつ華やかな印象のあるカラーとなっています。
ゴールドのアイテムは、すぐに売り切れてしまうほど絶大な人気があり、ファーストエルメスとして選ばれることの多いカラーです。
気品溢れる大人のブラウンは、上品なべアンをよりラグジュアリーな印象にしてくれます。どんなテイストのファッションにもしっくり馴染むので、あらゆるシーンでお使いいただけます。
ベアンとベアンスフレは別物?違いを解説
べアンとベアンスフレは、見た目がとてもよく似ているため間違われやすいのですが、収納力に違いがあります。定番のべアンのデザインや形はそのままに、収納力をアップさせたものがべアンスフレです。
横と縦の大きさは、両方とも17.5cm×9cmと同じですが、厚みに少し違いがあります。べアンに比べるとべアンスフレの方が、マチに1cmの厚みを持たせて作られているのです。
お札入れにマチがなく薄型のべアンは、スーツのポケットや小さめのバッグに入れて使うのにちょうどいいサイズ感になっています。
一方で、べアンスフレはお札入れにマチがあるので、お札や領収書などをたっぷりと収納していただけます。現金派の方や、領収書を残しておきたい方には、収納力のあるべアンスフレが使いやすいのでおすすめです。
エルメスのベアンの使い勝手に関するよくある質問
ここでは、エルメスのべアンの使い勝手に関するよくある質問をつピックアップさせていただきました。エルメスのべアンについて気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
エルメスのベアンにお札は何枚入るのか?
エルメスのべアンには、約10〜15枚のお札を入れていただけます。べアンにはマチがないため、お札を入れすぎるとお財布が傷んでしまう原因になるので、10〜15枚ほどに収めて入れるのがいいでしょう。
お札入れにマチがあり、収納力のあるべアンスフレには、お札をちょうど100枚入れていただけるようになっています。
エルメスのベアンの参考価格はどれくらい?
エルメスのべアンは、素材や形、カラーによっても値段が変わってきます。
ここでは、素材がエプソンの場合の参考価格をご紹介させていただきます。べアンクラシックのみ、素材がシェーブルの場合の参考価格になります。
べアン ミニ:238,700円
べアン コンパクト:372,900円
べアン スフレ:443,300円
べアン クラシック:418,000円
エルメスのベアンの新型と旧型の見分け方は?
エルメスのべアンの新型と旧型の見分け方は、主に「H」の金具とファスナーの違いになります。
旧型の金具は、シンプルな「H」の金具ですが、新型は「H」の文字の真ん中に隙間ができています。また、新型のファスナーにはHERME’Sのロゴが入っているのに対して、旧型のファスナーにはロゴが入っていません。
どちらも簡単に見分けられるポイントになっていますので、ぜひチェックしてみてください。
エルメスのベアンは壊れやすいのか?
エルメスのべアンは壊れやすいという声もありますが、実際はどうなのでしょうか?
確かにべアンは、Hの金具にベルトを差し込んで閉めるため、金具に擦れてステッチがほつれてしまったり、ベルトの先端部分にダメージがつきやすいとされています。
また、二つ折り財布なので、お財布を折りたたんだ部分のステッチがほつれたり、割れたりとダメージが出やすくなっています。
使用しているうちに傷んでしまうのは避けられないため、日頃からていねいに扱うようにしたり、メンテナンスをしたりすれば、長くお使いいただけるでしょう。
エルメスのベアンの使い勝手についてまとめ
まとめ
- エルメスのべアンは、高級感があって上品でシンプルなお財布
- エルメスのべアンは、形や素材、カラーの種類が豊富
- べアンは、男性や女性問わず使いやすい機能性とデザインが魅力
この記事では、べアンの実際の使い勝手、口コミや評判、べアンの5つの種類、おすすめの素材やカラーなどについてご紹介させていただきました。
エルメスのべアンは、形や素材、カラーの種類が豊富で、デザイン性と実用性のどちらにも優れていることがわかりました。高品質かつシンプルで飽きのこないべアンなら、男性や女性問わず、長きにわたり愛用していただけます。
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