エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印はどこにある?製造年代も徹底解説! - 中古・新品ブランド販売ギャラリーレア公式通販

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印はどこにある?製造年代も徹底解説!

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印はどこにある?製造年代も徹底解説!

上品なデザインや高い品質によって世界中の女性から憧れの的となっている「HERMES(エルメス)」。

なかでも、カジュアルで普段使いしやすいバッグとして注目されているのが「ガーデンパーティ」です。

しかし、人気の高いアイテムであるため、模造品も多く出回っています。ガーデンパーティはシンプルなデザインのため、本物とコピー品が見分けにくいと思うかもしれません。

本物のエルメス製品を見極めるポイントのひとつが刻印です。刻印は確かな品質を提供している証ともいえます。とはいえ、具体的に刻印がどこに入っているのか、よくわからないですよね。

そこで今回は、ガーデンパーティの刻印が入れられている場所についてお伝えします。刻印が意味する製造年代についても触れていますので、エルメス製品を購入する際の参考にしてみてください。

この記事を監修した鑑定士
浜口 英孝
常務執行役員浜口 英孝

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内11の店舗を統括している。

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印は「レザーのラインの内側」

エルメス ガーデンパーティ

もともとガーデンパーティは園芸用品を収納するために登場したモデルです。そのために荷物をたくさん収納できて機能性も高く、普段使いに重宝するバッグとして多くの方に愛されています

そんなガーデンパーティの刻印は、バッグ内側側面のレザー部分にあります。ガーデンパーティの刻印は小さいため、見落とさないように注意深くチェックしましょう。

「HERMÈS PARIS」というロゴ付近にあることが多いですが、もしなければ逆サイドも確認してみてください。

エルメスの刻印は、製品によって刻印が入っている位置は異なります。また、基本的に革アイテムに入れられているため、布素材のバッグや小物類など刻印がない種類もあります。

ガーデンパーティはキャンバス地が主流のため、打刻されていないケースもあると知っておきましょう。

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印を製造年代別で解説!

エルメス ガーデンパーティ

エルメスの刻印は、製品が作られた年代を紐解く貴重な情報源となります。また、正規品の刻印はきれいで均一な形が保たれているのが特徴で、基本的に文字がゆがんでいることはありません。

ここからは、エルメスの刻印が示す製造年代をご紹介します。お手持ちのエルメスアイテムがいつ製造されたものなのか確認してみましょう。

1964年~1970年

エルメス 刻印エルメスが刻印によって製造年を示すようになったのは1964年からです。1964年に「T」からスタートし、1970年の「Z」までアルファベットの順番通りに並んでいます。

なお、日本では1964年にTから始まったアルファベット表記ですが、海外では1945年にAから刻印が始まっていたと言われています。

1971年からは、アルファベットが丸や四角で囲まれた刻印が出てきますが、1964年〜1970年の間は、囲みのないシンプルなアルファベット表記のみです。

アルファベットのみの刻印は、1964年〜1970年に製造されたものと、2015年以降に製造されたものがあるので、状態によって年代を判別する必要があります。

自分自身で判別できない場合は、信頼できるプロの鑑定士に相談してみましょう。

1971年~1996年

エルメス 刻印1971年〜1996年まで26年間の製造年代を表すアルファベット1文字は、上記の表の通りです。

1971年の「A」から始まり、1996年の「Z」までアルファベットの順番通りに文字が並んでいます。この期間の刻印はアルファベットを〇で囲んでいるのが大きな特徴です。

同じアルファベットが使われていても、文字が円形に囲まれたことによって、どの年代のアイテムか簡単に見分けられるようになっています。

丸で囲まれたアルファベットを把握しておくことで、26年間の製造年代を判断できます

1997年~2014年

エルメス 刻印1997年〜2014年まで18年間の製造年代を表すアルファベット1文字は、上記の表の通りです。

1997年からは丸の代わりに四角で囲むようになりました。安定感のある四角い枠は、エルメスの揺るぎない伝統を象徴しているようで、とても印象的です。

1997年の四角囲みの「A」から始まり、2014年の「R」まで続いています。1971年~1996年と同様にA~Zまで続くと予想されていましたが、2014年にRでストップしています。

アルファベットの「R」まででストップして、「S」が使用されなかったのは「ソルド品」を表すSの刻印と同一になってしまうからです。

なお、エルメスにおけるソルド品とは、アウトレット商品やセールで販売されたアイテムを指します。

2015年~2024年

エルメス 刻印2015年からの製造年代を表すアルファベット1文字は、上記の表の通りです。

2015年以降は、再び囲みなしのアルファベットが使用されるようになりました。1964年〜1970年の刻印と同様のスタイルであるため、製品の種類や状態などによって年代を見分ける必要があります。

他の年代はアルファベットが丸や四角で囲まれている一方、1964年~1970年と2015年以降の何にも囲まれていない刻印は、エルメスの革新性を象徴しているようで、非常に興味深いポイントです。

また、これまでと違って、アルファベット順ではなくランダムになっています。刻印の並び順に関する詳細は非公開とされていて、次の年の刻印の予測がつきません。

次の刻印にはどのアルファベットがくるのか、エルメス愛好家の間で予想するのが恒例行事のようになっています。

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印に込められた意味3選!

エルメス ガーデンパーティ

エルメス製品に施される刻印には「製造年」「製造した職人やアトリエ」「使用されている素材」の3つの意味があります。ここからは、その3つの意味について詳しく見ていきましょう。

製造年

エルメスの刻印を確認すると、その製品が何年ごろに作られた製品か判別できます。

製造年はアルファベット一文字で表されていて、1964年から現在まで年代ごとにアルファベットが定められています。

1970年まではアルファベットのみ、1971年からは円形の中にアルファベット、1997年からは四角形の中にアルファベット、2015年からはまたシンプルなアルファベットのみとなっています。

どのアルファベットが何年を表しているかは前章で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

製造した職人やアトリエ

担当した職人や製造したアトリエを意味する刻印は、英字と数字が組み合わせられています。

製造したアトリエや作り手の情報が確認できる刻印は、すべて手作りでアイテムを製造している職人のプライドを感じさせてくれるものです。

ただし、職人やアトリエの刻印に関しては、情報が少ないのが現状です。どの文字が職人やアトリエを表しているのかは非公開となっています。一般の顧客はもちろん、ショップの販売員にも詳しい内容は知らされていません。

しかし、エルメスの母体組織は、刻印を見るとどの職人がどのアトリエで製作したアイテムか分かるようになっています。

そして、修理を依頼された場合は、そのアイテムを製造した職人やアトリエを確認して、同じ職人へ修理を依頼する形をとっています。

使用されている素材

エルメスの製品にはブランドロゴの近くに、記号の刻印が入っているケースもあります。この記号は、使用された素材を表すための刻印です。

爬虫類の革は特に見分けがつきにくいため、それぞれ個別のマークが定められています。

エルメスの中でも最高ランクの革であるクロコダイル・ポロサス素材には「Λ」の刻印が入っています。鱗が小さく均等に綺麗に並んでいるのがポロサスの特徴です。

マットな質感と長方形の鱗が特徴のクロコダイル・ニロティカス素材には、「●●」の刻印が入っています。

クロコダイルよりも大きめの鱗をもつアリゲーター素材に入っているのは「□」の刻印です。また、きめ細かい鱗と艶やかな光沢が持ち味のトカゲレザー・リザード素材には、「-」の刻印が入れられています。

また、特別な仕様の製品には、その証となるマークが刻印されています。たとえば、馬蹄の刻印はオーダーメイドを意味し、エルメスの上顧客が自分の好みでカスタマイズしたという証です。

ほかにも、流れ星の形をしたマークも存在し、このスター刻印はエルメスの関係者に向けて作られたアイテムに入っています。

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印がない場合は偽物?

エルメス ガーデンパーティ

所持しているガーデンパーティを確認した際に、もし刻印が入ってないと、「このガーデンパーティは偽物?」と不安になってしまいますよね。

結論から言うと、刻印がなくても偽物と断定するわけではありません。ここからは、刻印なし=模造品とはならない理由についてお伝えします。

刻印がなくても偽物な訳ではない

基本的に、エルメスの刻印は主にレザーアイテムに入れられるものです。そのため、革素材ではない製品に打刻がなくても問題はありません。

ガーデンパーティはキャンバス地がメインの素材のため、本物であっても刻印がない場合もあるようです。そのため、刻印がないからといって不正品とは限らないのでご安心ください。

ほかにも、ナイロン素材のエールラインや、コットン素材のフールトゥなどのモデルには刻印が入っていません。

本物かどうか見極めるにはプロに鑑定してもらうべき

エルメスの製品は職人の手作業によって作られていて、刻印を入れるかどうかの判断は担当した職人の判断に委ねられています。

そのため、通常は刻印が入るべきアイテムに、刻印が入っていないケースもあります。

刻印がないアイテムを所持していて、本物であるか確認したくなったら、プロの方に鑑定してもらうのがおすすめです。

ブランド品専門の買取店「ギャラリーレア」では鑑定も行っているので、その際はぜひギャラリーレアへご相談ください。

エルメス(HERMES)ガーデンパーティを安く購入するなら中古もおすすめ

エルメス ガーデンパーティ

ガーデンパーティを手に入れたくても、エルメス製品は高額なため、購入を躊躇している方も少なくありません。

少しでもガーデンパーティを安く購入したいのであれば、中古品を検討するのもおすすめです。中古品であれば、定価よりもリーズナブルに購入できたり、入手困難なアイテムとめぐり会えたりもします。

数あるブランドリユースショップの中でも特におすすめなのが、1979年創業の「ギャラリーレア」です。ギャラリーレアではガーデンパーティの在庫を豊富に取りそろえています。

ギャラリーレアは、お客様の手元に商品が届くまで7回以上もの真贋チェックを実施しているのが特徴です。

また、ギャラリーレアは「日本流通自主管理協会(AACD)」に加盟していて、協会基準判定士が在籍しているため、偽物を購入してしまうリスクは極めて低くなっています。

ガーデンパーティを定価よりも安く安全に購入したいと考えているのであれば、ぜひギャラリーレアの公式通販サイトをチェックしてみてください。

エルメス(HERMES)ガーデンパーティの刻印についてまとめ

まとめ

  • 1964年〜1970年はT〜Zまでアルファベット順
  • 1971年〜1996年は⚪︎で囲まれたA〜Zまでアルファベット順
  • 1997年〜2014年は□で囲まれたA〜Rまでアルファベット順
  • 2015年以降からは不規則なアルファベット
  • エルメスの刻印は基本的にレザー素材のアイテムに入れられる
  • 刻印がなくても偽物というわけではない

今回は、ガーデンパーティの刻印が入れられている場所や、刻印が意味する製造年代についてご紹介しました。

ガーデンパーティの刻印は、バッグ内側側面のレザー部分にあります。ガーデンパーティの刻印は小さいため、見落とさないように注意深くチェックしてみてください。

エルメスの刻印は、正規品や製造年代を示すための重要な役割を担っています。本記事を参考に、お手持ちのガーデンパーティがいつ製作されたのか確認してみてはいかがでしょうか。

また、ガーデンパーティを定価よりも安く安全に購入したいと考えているのであれば、ブランド品専門の買取店「ギャラリーレア」の公式通販サイトをチェックしてみてください。

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