ロレックスはスイスで買うと安いのは本当？海外で購入する時の注意点も解説！

時計のブランドと言えば、誰もが知る「ロレックス」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ロレックスは、1905年にドイツ人のハンス・ウィドルフがロンドンにて創業しました。

知名度も高く、機能性にも優れており、その希少性から資産として購入する人も増えてきています。

現在は腕時計を中心に商品展開をしており、全ての部品を自社製造しています。

ロンドンにて創業したのですが、現在はスイスに拠点を移し、世界中のファンを魅了する商品を作り続けています。

そのため、「ロレックスの時計をスイスで買うと安い」という情報があるようです。

ロレックスの時計はとても高級品なので、できるだけ安く購入したいというのは正直な気持ちです。

今回は、ロレックスの時計をスイスで買うと安いのか、またデメリットやメリットを含めて紹介していきます。

この記事を監修した鑑定士

LA部 部長米津 圭敏

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。

ロレックスはスイスで買うと安いのは本当？

結論からお伝えすると、ロレックスをスイスで安く購入することは極めて難しいです。

その理由は、ロレックスが世界中どこで購入しても同じような価格になるよう設定されているためです。

また、為替レートの影響もあるため、単に本体価格だけみて安く感じても、税金やその際の為替レート、両替手数料なども含めて確認する必要があります。

本体価格だけ見るとスイスで購入するほうが安くなる可能性もありますが、様々な諸費用を含めた場合には日本国内で購入したほうが安くなる場合が多いでしょう。

ロレックスをスイスなどの海外で購入する際のデメリットは？

実際に海外で購入しようとしても、そこまで安く購入することは難しいのが現状です。また、ロレックスをスイスなどの海外で購入すること自体にデメリットもあります。

ここでは、ロレックスをスイスなどの海外で購入する際のデメリットについて解説します。

関税など税金の問題がある

海外で商品を購入した場合にも、関税などの税金を支払う必要があります。

関税とは輸入品に課される税金のことです。

関税は20万円以下であれば免税されるのですが、20万円以上の場合には課税対象となります。ロレックスは高級腕時計になりますので、20万円以上する商品がほとんどです。

帰国時の税関検査にて申告を行い、関税を支払う必要があります。

海外での購入は免税になるイメージもありますが、商品価格によっては課税対象となるため注意してください。

偽物を購入するリスクがある

海外でロレックスを購入する際に、注意しておくべきこととして、偽物を購入してしまう可能性があることが挙げられます。

もちろん海外の正規店で購入する際には問題ありませんが、正規品よりも低い価格で販売されているロレックスなどは偽物かもしれません。

特に海外では現地の言語でのコミュニケーションが基本となるため、商品についてのやりとりが難しく、正規品か偽物かの判断材料も少なくなってしまいます。

海外ではロレックスの偽物も多く流通していますので、購入を検討する際にはとくに注意が必要です。

アフターサービスや保証がない可能性がある

ロレックスは、正規店で購入した際にアフターサービスを受けることが可能で

購入する際には証明として、国際サービス保証書が基本的に発行されます。

ロレックスは一般的に3～5年ごとにオーバーホールというメンテナンスが必要ですが

もし正規店以外で購入した場合には、保証書がないことや、アフターサービスが受けられない場合があります。

保証書がついていたとしても、有効性がないこともあり、購入後のメンテナンスができないことも考えられます。

ロレックスをスイスなどの海外で購入する時のメリットは？

海外旅行の思い出や自分へのご褒美に、旅行先でロレックスの購入を検討される人も多いのではないでしょうか。

ここでは、ロレックスをスイスなどの海外で購入した際のメリットについて説明します。

海外限定モデルが購入できる可能性がある

ロレックスには海外限定モデルがあり、日本では購入できない商品も海外では購入できる場合があります。

特にスポーツモデルのロレックスは日本国内の店舗よりも、海外の店舗のほうが購入しやすいこともあります。

自分が旅行した国で出会った限定モデルのロレックスは、思い出とともに一生の宝物になることは間違いありません。

タイミングによっては安く購入できる

海外とひとまとめにしても、ロレックスを購入した際の税金や、各国の為替レート、両替手数料、免税などは様々です。

そのため海外でロレックスを購入するには、ある程度の前情報や知識も必要になります。

もし、円高のタイミングで両替手数料も格安で免税額も大きい場合など、条件がそろった時にはロレックスが安く購入できる可能性もあるでしょう。

スイス以外でロレックスを安く購入する方法は？

拠点となっているスイスでもロレックスを安く購入することは難しいのが現状です。では、憧れのロレックスをできるだけ安く購入するにはどのような方法があるのか紹介します。

海外に行って購入する

とても難しいですが、場合によっては海外で購入することで、ロレックスを安く手に入れることができます。

ただし、為替レートに両替手数料、税金などしっかりと計算し、国内で購入するよりもトータルで安くなるのか判断が必要です。

また、海外の免税店で購入する場合にも、ロレックスは日本へ持ち込む際に課税対象となります。海外の免税店は海外での税金は免除されますが、日本での税金は免除されませんのでご注意ください。

並行輸入品を購入する

ロレックスに限らず、海外のハイブランド商品を購入する際に検索していると、正規価格よりも低価格の並行輸入品が多く見つかります。

並行輸入品は確かに正規品であればお得に購入することができます。

しかし、個人や業者が正規のルートではない方法で入手しているもののため、偽物の可能性も否定できません。またアフターサービスが受けられない場合もあります。

並行輸入品を販売するサイトなどには、実際に「並行輸入品になります。正規品をご希望の方はご遠慮ください。」などと注意喚起がされています。

並行輸入品は購入先を見極めることで、ロレックスをお得に手に入れることができる購入方法です。

並行輸入品での購入を検討する場合には、信頼できる個人や店舗であるのか確認しましょう。

中古専門店で購入する

正規品のロレックスをできるだけ安く購入したい場合には、中古専門店での購入がおすすめです。

ただし、中古品や並行輸入品においても偽物を販売している店舗もあるため、店舗選びは重要です。

ロレックスを中古専門店で購入したい人にはギャラリーレアをおすすめします。

ギャラリーレアでは、中古品の販売・買取をする際に必要な、古物許可証を取得しています。

この古物許可証は、都道府県に申請し認可されるものになっています。

またギャラリーレアはAACDに加入しております。

AACDとは、日本流通自主管理協会のことで、並行輸入品や中古品市場にて偽物などの流通を防ぎ、消費者が安心して買い物ができるブランド品市場を目的としてつくられた中立かつ公平な民間団体です。

都道府県、民間団体からも信頼できる企業であるとギャラリーレアは認定されていますので、安心して購入することができます。

ギャラリーレアでは日本で購入することが難しい、ロレックスの海外限定モデルの商品も、並行輸入品として取り揃えております。

並行輸入品となるため正規店およびメーカーでの修理対応はできませんが、ギャラリーレアが連携する工房にて専門家が対応させていただいております。

日本国内では見つけることのできないレアな商品も豊富にありますので、ぜひ公式サイトを確認してみてください。

もし商品について相談を希望される場合には、フリーダイヤルにて10：00～19：00まで、メールでは24時間受付ております。

専門のスタッフが対応いたしますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

ギャラリーレア公式通販サイト

https://www.g-rare.com/

ロレックスをスイスで買うと安いのかについてまとめ