ロレックスは高いブランド価値と品質、デザイン性などにおいて圧倒的な人気を誇っており、長い歴史と信頼性から投資目的で購入する方も少なくありません。
2008年のリーマンショック後、ロレックスを手放す方々が増え、市場相場が暴落した時期もありましたが、2021年以降に投資対象として注目され、需要拡大と供給不足による価格の上昇が続いています。
この記事では、ロレックス投資とも呼ばれる財テクの知識やおすすめのモデルについて詳しく解説します。投資を優位におこなっていく視点がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
ロレックス投資の魅力とは?
ロレックス投資のもっとも大きな魅力は「高い安全性」です。その安全性とは以下のような要素を指します。
- ブランド価値が保たれている
- 時間とともに価値が増す
- 価値が落ちにくい傾向がある
まず、ロレックスのブランド価値は世界的に知られており、時計業界では群を抜いています。ロレックスの愛好家以外にも多くの人々から一目置かれ、非常に名声が高い時計です。そのため、需要が常に安定しています。
さらに、ロレックスの人気モデルは時間とともに価値が増しており、特にデイトナなどのモデルは、新品価格を超える相場価格が続くことがあります。こうした収益性の高さは投資家にとって大きな魅力です。
そして、ロレックスの安定性といえば価値が落ちにくいことです。数年間使用した後でも、比較的高値で売却できる可能性があります。人気モデルに至っては、購入時の6割から8割以上の価格で売却できる場合もあり、価値が落ちることは極めて少ないと考えられます。
以上のようにロレックス投資は安定性や収益性が高いため、投資家にとって非常に魅力的です。資産の安定を考慮する場合は、ロレックス投資が一つの選択肢になるでしょう。
ロレックス投資の財テクの基礎知識を3つのポイントで解説!
ロレックス投資の成功にはさまざまな要素が組み合わさっています。ここでは財テクの基礎知識として3つのポイントにそって解説します。
- モデル選択の重要性
- 長期的な視点での購入と管理
- 購入のタイミングを考慮
投資戦略として考慮しなければならないのは、市場動向を理解し、今後の価値が上昇していくと見込まれるモデルを選ぶことです。需要が高く希少性のあるモデルを選ぶことを念頭におきましょう。
さらに、ロレックス投資をおこなう場合は短期的なスパンではなく、数年から10年以上の長期間での保有を見据えていきましょう。購入後の管理も重要な要素です。腕時計の状態が良く、付属品が保有されていれば価値の維持や上昇につながります。将来的な収益をより最大化するためには、丁寧な取扱いと保管が肝要です。
最後に、市場や為替動向を注視し、購入タイミングを考慮することも財テクの視点では欠かせません。ロレックスは海外ブランドであるため、輸入アイテムの価格が相対的に低くなる円高のタイミングで購入することを考慮しましょう。初期投資を抑えられれば、円安のときに売却して利益を得るなど、将来的なリターンを期待できます。
以上の要素をバランスよく組み合わせながら、ロレックス投資における成功を目指していきましょう。
ロレックス投資に人気のスポーツモデル(プロフェッショナルウォッチ)を7つ解説!
ロレックスの人気モデルであるプロフェッショナルウォッチは、投資する価値の高いアイテムです。ここでは、スポーツモデルの7種について詳しく紹介します。
好みや市場価値、安定性などさまざまな要素を考慮して、あなたにとって最適なモデルを見つけてみてください。
1. コスモグラフ デイトナ
コスモグラフ デイトナ 40 mm 126506
【定価:税込10,992,300円】
デイトナはロレックスの中でも最高傑作といわれ、別名「キング オブ ロレックス」と称されます。元々プロのカーレーサーに合わせて作られたデイトナは、高い精度と耐久性を備えています。また、洗練されたデザインは高級感と気品にあふれており、コレクターからの支持も厚いモデルです。
デイトナの投資価値はとくに高く、その買取相場も安定しています。旧モデルのデイトナであっても、長期的な視点から見て、その価値は着実に上昇すると予想されます。
たとえば、デイトナのステンレスモデル(2016年:116500LN)の価格推移は定価1,757,800円(税込)から2020年のコロナ禍では200万円、ロレックス投資が注目された2021年では600万円を超えました。2023年にモデルチェンジされてことを受け、価格が330万円程度に落ち着き、現在は400万円前後で推移しています。
購入や売却のタイミング、デザインなどによって収益性の高さは異なりますが、高い人気と品質を兼ね備えたデイトナモデルは投資家にとって理想的な選択肢と考えられます。
2. ヨットマスター
ヨットマスター 42 mm 226659
【定価:税込4,770,700円】
ヨットマスターは、1992年に登場した比較的新しいラインナップでありながら、洗練されたデザインと高い機能性によって多くのファンを魅了しています。
ヨット愛好家やプロセーラー向けのレガッタクロノグラフとして、正確な計時を可能にするカウントダウン機能を備えており、ビーチリゾートやクルージングなどでも優雅な印象を演出します。また、ビジネススーツからカジュアルなスタイルまで幅広くマッチし、スタイリングをさりげなく引き立てるモデルです。
2023年に登場した新作は、ヨットマスターでは初となる「RLXチタン」を採用しており、軽量化と快適な着用感を実現しました。高い耐磁性や耐衝撃性、メンテナンス性を備えた高性能ムーブメントを搭載しており、実用性も抜群です。
中古相場は350万〜450万円の価格帯となっており、投資家にとっても魅力的な選択肢といえるでしょう。
3. エクスプローラー
エクスプローラー 36 mm 124273
【定価:税込1,702,800円】
エクスプローラーは、ベーシックなデザインが特徴であり、時間表示に特化したシンプルな時計を求める方に最適です。一方、エクスプローラーⅡには2か国の時間帯を同時表示できる機能が搭載されています。
どちらのモデルもすっきりとしたデザインで、フォーマルからカジュアルな場面まで幅広くマッチします。30代や40代の方々がビジネスシーンで活躍するのに適した腕時計といえるでしょう。
1990年から2001年にかけて製造されたエクスプローラーは、当時における最先端のムーブメント(Cal.3000)を搭載しており、その人気は1990年代後半から高まりました。直近の5年間では50%程度、価格が上昇しているといった情報もあります。
エクスプローラーのシンプルで飽きのこないデザインは、さまざまなシーンで着用できるアイテムとして根強い人気があります。投資対象としても注目されており、その安定性と将来性を見据えた長期目線での購入がおすすめです。
4. エアキング
エアキング 40 mm 126900
【定価:税込1,065,900円】
1940年代に誕生したエアキングはロレックスの中で、もっとも古いペットネーム(愛称)をもつモデルです。2014年に生産中止になったしまった経緯をもちますが、2016年にはデザインが一新されプロフェッショナルモデルとして復活しました。
新世代エアキング(画像)はロレックスの中でも比較的手頃な価格で入手できるモデルです。ロレックスが自信をもって提供するオイスタースチール製(ハイテク産業や航空産業でも使われる耐蝕性の高い素材)が採用されており、優れた耐久性や見た目の美しさを再現しています。
ブラックダイアルと大きめの時刻マーカー、ミニッツスケールが特徴的なエアキングは、日付窓もなく全体的にシンプルな印象をもちます。特にビジネススタイルに適しており、比較的厚みがなく、着用感が良い点が魅力です。旧モデルよりも高級感があると評価する方々もいます。
新旧のモデルは、それぞれに異なる特徴をもっています。旧世代はシンプルで程よいサイズ感が特徴的であり、一方で新世代エアキングはより個性的な存在として今後、需要が高まると予想されます。
いずれにしても、市場の動向や需要を注視し、歴史的価値や市場価値の上昇を見極めることが重要です。ちなみに2022年発売のエアキング(126900)は127万〜155万円程度で取引されています。
5. サブマリーナー
サブマリーナー 41 mm 124060
【定価:税込1,318,900円】
サブマリーナはロレックスの定番モデルであり、ダイバーズウォッチの中でも特に人気が高いモデルです。1950年代に初登場して以来、常にロレックスの代表的なモデルとしてその地位を築いてきました。サブマリーナデイトの登場で、日付機能付きのモデルも人気を集めています。
高い防水性能をもつサブマリーナは、マリンスポーツやプロのダイバーにとって理想的な選択肢です。特に回転ベゼルはダイバーにとって必要不可欠な機能であり、セラクロムベゼルインサートは耐傷性に優れています。
ブラックダイアルにはクロマライトディスプレイが採用され、暗闇でも視認性が高いことがメリットです。さらに、オイスタースチール製のケースは耐久性に優れ、長期間の使用でも美しさを保ちます。
サブマリーナは投資対象としても魅力的です。初期のモデルやレアモデルは高額で取引され、投資を通じて収益化が期待されるモデルとなっています。特にグリーンベゼルは約200万円の買取価格を付けることもあり、デイトの平均買取額も200万弱とされています。
6. シードゥエラー
シードゥエラー 43 mm 126603
【定価:税込2,621,300円】
シードゥエラーはサブマリーナのさらなる進化形です。飽和潜水に適応させるためのヘリウムエスケープバルブの開発によって、深海での使用を可能にしました。
圧倒的な防水性能(1220m)はサブマリーナの4倍以上に達します。さらに、ウエットスーツを着用した状態でもブレスレットの調整をおこなえるダブルエクステンションシステムや自動減圧バルブなど、機能面でも優れています。
その堅牢なケースや高い防水性能からプロフェッショナル向けモデルとされ、日常使いで購入する方は少ないかと思われます。
買取や投資目的で購入を検討する際には、シードゥエラーの特徴や限定モデルの存在、耐久性などを考慮しましょう。価格帯は100万円台から1,000万円以上と大きな幅があるため、投資目的で購入を検討する場合は、予算に合わせて市場における評価や今後の見通しを考慮して選定しましょう。
7. GMTマスター
GMTマスター Ⅱ 40 mm 126713GRNR
【定価:税込2,399,100円】
GMTマスターの人気はその優れた機能性とデザイン性にあります。特にGMTマスターⅡは、2つのタイムゾーンを同時に表示できる便利なGMT機能を備えており、簡単な操作で時刻を切り替えることが可能です。
また、暗闇でも優れた視認性を確保しており、比較的幅の広い針と三角形や長方形、円形などわかりやすい時刻表示には、ブルーの発光素材が採用されています。
年代によるベゼルの違いも特徴の一つであり、さまざまなカラーが提供されていることも魅力的です。色の組み合わせに合わせて愛称が付けられています。
- ブラウン×ブラック:「ルートビア」
- ブルー×レッド:「ペプシ」
- ブラック×ブルー:「バッドマン」
- レッド×ブラック:「コーク」
- グリーン×ブラック:「レフティ」
レフティは2022年に発売された左利きモデルです。
希少性の高いカラーやモデルは、投資目的で購入する場合に特に注目に値します。なかでも買取相場が高いとされる「ペプシ」の価格帯は約270〜400万円となっています。
ロレックス投資に人気のドレスモデル(クラシックウォッチ)を7つ解説!
スポーツモデルのロレックスは、幅広い世代に人気がありますが、ドレスモデルも需要の高いアイテムです。ここでは、7つのモデルの特徴と市場価値に関する情報をお伝えします。
1.デイデイト
デイデイト 40 mm 228236
【定価:8,948,500円(税込)
1956年に登場したデイデイトはロレックスの最上級ともいえるモデルであり、高級素材をふんだんに採用したラグジュアリーな様相が特徴です。高い耐水性や独自の日付表示などの実用性も兼ね備えており、人気が高いモデルとなっています。種類によっては数千万以上で取引されているケースもあります。
デイデイトはプレジデントプレスと呼ばれるブレスレットを採用しており、3連タイプのブレスレットによって力強く、華やかな印象を演出できるでしょう。
2023年の価格改定によって、デイデイトも定価が10%ほど上昇しました。特に18Kゴールドを使用しているデイデイトは値上がり率の高いアイテムとなっています。金の価値が評価されていることもありますが、実際はロレックスのブランド力やデイデイト自体の価値が相場を支えているといえるでしょう。
2. デイトジャストⅡ
デイトジャストⅡ 41 mm 116334
【定価:税込939,600円】
デイトジャストはロレックスの象徴的なモデルであり、1945年の登場以来、その基本的なスタイルを一貫して保ち続けています。3針と日付表示窓を備えたシンプルなデザインは、ロレックスの特徴として資産価値を高める要因となっています。実用性と高級感を兼ね備えたデザインは魅力的で、さまざまなシーンで活躍することでしょう。
他のモデルと比べて比較的価格が手頃なため、ロレックスの投資対象として始めやすいかもしれません。中古市場でも価格は上昇傾向にあり、平均値はここ1年の間に130万円台まで上昇しています。今後の動向が注目されるモデルの一つです。
画像にあるデイトジャストIIは、従来の36mmから41mmにサイズアップされたモデルです。耐磁性・耐衝撃性に優れた新型ムーブメントの搭載など、よりスポーティーで現代的な要素を取り入れつつ、エレガントなデザインを維持しています。その存在感と高い視認性によって、ビジネスシーンでも頼りにされる1本となっています。
3. デイトジャスト41
デイトジャスト 41 mm 126300
【定価:税込1,170,400円】
デイトジャスト41はロレックスの象徴的なモデルであり、ロレックスの三大発明であるオイスター素材、パーペチュアル、デイトジャストの全ての機能を備えている点が魅力です。
また、デイトジャスト41の人気の理由の一つとして、6種類もの文字盤のバリエーションがあることです。ほかには見られない程の多彩なデザインが魅力的であり、ダークロジウムやホワイト・ブルーなど、さまざまなカラーバリエーションが提供されています。
さらに、デイトジャスト41には新型キャリバー3235が搭載されており、高精度なムーブメントとして資産価値の高いモデルの一つといえるでしょう。人気の高さから売り切れていることも多く、中古市場では150万〜170万円程度で取引されています。
4. チェリーニ
チェリーニ ムーンフェイズ39mm 50535
【定価:税込3,180,100円】
チェリーニは、ロレックスの中でも古くから存在するモデルであり、その魅力はいくつかあります。
まず、エレガントなデザインが挙げられます。薄型で上品なデザインが特徴であり、スムースベゼルとフルーテッドを組み合わせたラグジュアリーな印象をもちます。また、革ベルトを中心としたラインナップも、ロレックスでは珍しい特徴です。
クォーツや手巻き機構を取り入れながら、ゴールドやプラチナなどの貴金属を使用しており、ドレスウォッチとしての本質を追求しています。特にムーンフェイズ(画像)においては、ロレックスが独自開発したエバーローズゴールドが採用され、高い耐久性と美しい色味が魅力的です。
チェリーニはアンティークウォッチとしても人気が高く、積極的に買取されています。2024年2月には130万円近くまで上昇しました。ロレックス投資を長期的に考える際に検討したいモデルといえるでしょう。
5. オイスターパーペチュアル
オイスターパーペチュアル 41 mm 124300
【定価:税込918,500円】
オイスターパーペチュアルは防水性と自動巻き機構を兼ね備えたモデルとして、1933年に発売が開始されました。シンプルなデザインでありながら汎用性が高く、オンオフを問わず幅広く使えます。
サイズ展開も豊富で、メンズ、レディース、ボーイズサイズなど幅広いニーズに対応しています。また、ほかのロレックスモデルに比べてコストパフォーマンスが高いモデルといえるでしょう。
オイスターパーペチュアルの価値は下がりにくく、安定した投資対象としても注目されています。カラーバリエーションも豊富で、特にターコイズブルーなどの個性的なダイヤルカラーが人気です。
高い機能性と投資価値の高さから、多くの時計愛好家やコレクターに愛されており、入手が難しい状況です。そのため、買取金額も高騰しており、定価より5倍ほど高くなっているものもあります。
6. スカイドゥエラー
スカイドゥエラー42mm 326934
【定価:税込3,580,000円】
2012年に登場した新モデル、ロレックスのスカイドゥエラーは、ホームタイムを24時間表示する回転ディスクや年次カレンダー機能、GMT機構など、実用性とファッション性を兼ね備えたモデルです。
耐久性や堅牢性も優れており、その高品質な素材や機能性から高い評価を受けています。さらに、スカイドゥエラーは流通量が少なく、希少価値が高いため、投資家の間でも人気があります。
特に、Ref.326934や326238、326235などは、高価買取になりやすい型番です。たとえば、326934については過去の最高値が400万円を超えています。
スカイドゥエラーを高く売るためには、ほかの商品と同様に商品の状態をできるだけ良好な状態に保つことや付属品を揃えることが重要です。また、高価買取になりやすい型番や条件も把握しておくと、より効果的に売却できるでしょう。
7. レディ デイトジャスト
レディ デイトジャスト 28 mm 279171G
【定価:税込1,851,300円】
レディ デイトジャストは、ダイヤモンドやゴールドのコラボレーションが特徴的なダイアルやマザーオブパールの神秘的な美しさが魅力です。マザーオブパールは自然の美しさをそのまま活かし、人工的な着色は一切おこなわれていません。
画像にあるレディ デイトジャストは、ダイヤモンドが配置されたラグジュアリーなデザインが特徴です。ブラックの文字盤に映えるダイヤの輝きは視認性を高め、高揚感を演出します。
インデックスはダイヤのほか、アラビア数字やバー(棒)が施されたラインもあるため、好みや見やすさを考慮して選びましょう。また、ケース径については28mmだけでなく、31mmサイズも展開されており、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
レディデイトジャストには、文字盤の色や素材、ダイヤの有無など多様なバリエーションが揃っています。ロレックス投資として購入する場合は、市場で人気の高い、ピンク&ローズゴールド(相場240万円程度)が選択肢の一つとなるでしょう。
投資用のロレックスの時計を比較的安く手に入れる方法はある?
投資用としてロレックス時計を手に入れるには、以下に紹介する3つの方法があります。それぞれのメリットとデメリットについても確認し、ロレックス投資の成功につなげていきましょう。
1.ロレックス正規店で購入する
ロレックスを投資対象として購入する方法の一つに、ロレックス正規店での購入が挙げられます。今後価値が上昇すると見込まれるモデルに投資して実際に収益化を実現できれば、結果として「安く手に入れる」ことにつながるでしょう。
ただし、正規店での入手を考える場合、いずれのモデルについても固有のニーズが存在するため、供給が追いつかず、在庫がない状況が考えられます。
正規店で購入する場合は、可能な限り店舗に訪問し、スタッフと信頼関係を構築することが重要です。訪れる際は身だしなみや言葉遣いなどを考慮し、礼儀正しい態度を心がけましょう。
さらに、「市場で人気が高いモデルはどれでしょうか」といった質問の仕方は投資や転売目的と思われて、在庫があっても提供されない場合も考えられます。店舗スタッフとやり取りする場合は、あなたのロレックスへの熱意や思いをアピールし、収益化をめざすような言葉は慎むことが肝要です。
2.並行輸入品を購入する
ロレックスを並行輸入店で購入する際は、以下の要素を考慮しましょう。まず、並行店の相場と信頼性を調べることが重要です。価格相場を把握し、よりお得な店舗を見つけるためには、複数の並行店の価格を比較しましょう。
しかし、安いからといって必ずしも信頼性があるとは限りません。顧客評価や口コミをチェックするなど、信頼できる店舗を選びましょう。
また、並行店の商品は海外から輸入されることが多いため、日本の正規店と異なる場合があります。保証書や付属品があるかどうかを確認し、必要ならば完備している店舗を選ぶことが大切です。
3.中古専門店で購入する
中古専門店を利用するメリットは、多くの選択肢があることです。ただし、価値の高いブランドなだけに偽物のリスクや価格設定に注意が必要です。
並行輸入店で購入する場合と同様に、評価や口コミをチェックしたり、保証書や付属品の有無を確かめたりすることは重要なポイントです。また、専門のブランド買取スタッフが在籍しており、真贋をしっかり見極めて提供しているかどうかを確認しましょう。
中古専門店のなかでも、日本流通自主管理協会(AACD)に加盟しているギャラリーレアは信頼性が高く、安心して購入できる店舗です。AACD加盟店は品質と正当な価格設定を保証しており、偽物の心配もありません。
中古のロレックスを検討している方は、市場の動向とあわせてぜひギャラリーレア公式通販サイトをご確認ください。
ロレックス投資の注意点は?
ロレックス投資をする際は、以下の3点に留意が必要です。
- 極めて高価格のモデルは、今後急落する可能性があるため、慎重に検討する
- 生産終了モデルは適切なタイミングで購入し、価格の情報を見極める必要がある
- 急激な価格変動が生じる可能性が常にあることを念頭におく
プレミア価格がついた時計は市場価格のピークに位置しており、将来的に価格が下落するリスクがあります。また、短期的な投資はリスクが高いと予想されるため、長期的な保有によって市場動向をチェックしながら、利益を得やすいタイミングを図ることが重要です。
生産終了モデルについては市場に出回る数量が限られるため、価格が上昇しやすい傾向があります。売却の際は価格の上昇を見極めましょう。
ロレックス投資もリーマンショックなどの経済状況に影響を受けます。市場の変動には注意が必要であり、その点を理解し、適切なタイミングでロレックスを購入または売却することが重要です。
以上の点を考慮し、ロレックス投資をおこなう際はリスクを最小限に抑えるための「慎重さ」と「戦略性」を重視していきましょう。
ロレックス投資でよくある失敗は?
最後に、ロレックス投資でよく聞かれる失敗について解説します。効果的な投資につなげるために、以下に紹介する内容を確認しましょう。
値下がりするモデルやカラーを選んでしまう
ロレックスにはさまざまなモデルがありますが、そのなかでも製造年や文字盤の装飾、カラーなどで分類されています。そのため、購入時に市場ニーズや今後の相場予想をしっかり検討することが重要です。値下がりするモデルやカラーを選ばないように注意しましょう。
たとえば、同じデイトナでも年式や型番によって価値が変わるため、高値で取引されるかどうかを見極めなければなりません。文字盤の色が異なるだけで、数万円から数十万円の差がつくケースもあります。
市場で人気の高いモデルだと判断して購入してしまうと、想定よりも低く査定されてしまうこともあるため注意が必要です。
偽物や改造品に騙されてしまう
ロレックスを購入する際には、正規店や信頼できる業者を選びましょう。ネットオークションやフリマアプリで購入する場合、偽物や改造品に騙されてしまう可能性があります。
ブランドの買取スタッフやロレックス専門の鑑定士が在籍している店舗を選ぶなどの対応が必要です。真贋を見極める専門家がいるほうが、偽物を手にするリスクを回避できます。
また、口コミや評価などインターネット上で入手できる情報を得ながら、複数の店舗を比較検討することもリスク回避において有効です。
売りに出す時期を間違える
海外ブランドは円高の際に価格が下がり、円安になると価格が上昇する傾向があります。円安のピーク時に購入してしまえば、買取価格は想定より安くなってしまうかもしれません。これでは、いざ手放すときに高値での買取が難しくなります。
逆に、円高のピーク時にロレックスを購入することで、より安く手に入れ、円高の時機を見計らって売却することで、より高いリターンを受け取れるでしょう。
いずれにしても購入と売却の時期を見極めるには、定期的に市場の価格変動をチェックすることが重要です。
ロレックス投資についてまとめ
まとめ
- ロレックス投資を成功させるには希少性の高いモデルや型番の選定や長期目線での購入、売却のタイミングが重要
- 投資効果の高いスポーツモデルにはデイトナやヨットマスター、エクスプローラーなどが挙げられる
- ドレスモデルも高い耐久性と高級感が魅力であり、今後も需要の高まりが予想される
- ロレックス投資用に手に入れる方法は正規店や並行輸入店、中古買取店での購入が挙げられる
ロレックス投資は高い安全性と収益性が魅力であり、ブランド価値が保たれていることから、今後も価値が増すと予想されます。投資を成功に導くためには、需要が高く希少価値の高いモデルを選定し、長期的な視点での購入と管理、購入のタイミングを考慮しましょう。
今回紹介したモデルは中古市場での需要の高まりが予想されるものばかりです。本物のロレックスを手に入れるためには、正規店や専門家が在籍している店舗での購入を検討しましょう。
「信頼性の高いところで、よりお得に購入したい」と思う方にとって、ギャラリーレア公式通販サイトはおすすめです。今回紹介したモデルも含めて幅広く紹介しており、投資を目的とする方々にとって有益な情報源になると考えられます。ぜひ、この記事と公式サイトを確認していただき、ロレックス投資の成功につなげていきましょう。
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