近年、ネットやテレビでロレックス投資について取り上げられることが多くなってきました。
そんな中で、このような悩みをお持ちではありませんか?
- ロレックス投資って何?
- 本当にもうかるの?
- リスクやリターンはどのくらいあるの?
これらの悩みを解決するために、この記事ではロレックス投資の概要やメリット、リスクから成功するためのポイントまで解説していきます。
ロレックス投資に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
ロレックス投資とは?本当に成立するの?
そもそもロレックス投資とは、どういったものなのでしょうか?本当に成立するか踏まえながら解説していきます。
結論から言うと、ロレックス投資は可能です。
金融商品には「安全性」「流動性」「収益性」の3つからなる、投資の三原則が存在します。
ロレックス投資は、投資の三原則が高い水準にあるため、優秀な投資法として知られています。
では、「安全性」「流動性」「収益性」とは具体的には何なのでしょうか?1つずつ解説していきます。
ロレックスの投資における安全性
投資における安全性とは、そもそも「元本が保証されているか」ということです。
高い収益性を見込める金融商品であっても、元本割れを引き起こす確率が高ければ、安全性は低くなります。
ロレックスの場合、世界的に有名なブランドですので、ブランドに対する信頼度や認知度が高く需要が安定しています。
そのためロレックスは、急な元本割れを起こすことが少なく、安全性は高いと言えるでしょう。
ロレックスの投資における流動性
高い利益が出ても、すぐに換金・途中解約ができない金融商品であれば、流動性は低くなります。
ここで言う流動性とは、「お金が必要となったときにすぐに引き出せるか」ということです。
ロレックスの場合、世界中で取引されておりブランド買取店やネットオークション、フリマサイトなど取引場所はさまざまです。
またロレックスの時計は、世界中に愛好家やコレクターが存在し、常に一定の需要があります。
そのためロレックスを売却する際も、簡単に買い手が見つかり、スムーズに現金化ができます。
これらの要因から、ロレックスは流動性が高いと言えるでしょう。
ロレックスの投資における収益性
安全性が高く元本割れを引き起こしにくい商品でも、リターンが少なければ収益性が高いとは言えません。
ロレックスの場合、流通数が少ないため供給数よりも需要の方が高く、長期的に見ると相場が上がっています。
また人気モデルの価格は、数年で3倍以上に高騰することもあるため、ロレックスは収益性が高いと言えるでしょう。
このようにロレックス投資は、「安全性」「流動性」「収益性」から見ても、優秀な投資法だと分かります。
ロレックス投資のメリットとは?どれくらいの利益が見込める?
- 初心者でも始めやすい
- ファッション・趣味として楽しめる
- 投資として安定している
ロレックスには、上記3つのメリットが存在します。
それぞれ詳しく解説していきます。
初心者でも始めやすい
ロレックスの仕入れ先は、正規店以外にもネットオークションやフリマサイト、ブランド販売店などさまざまです。
そのため資金さえあれば、ロレックス投資は初心者でも始めやすくなっています。
しかし価格が高騰するモデルは一部で、見極めることは容易ではありません。
そのため正規店の店員や、ロレックスに詳しい買取スタッフに話を聞き、知識をつけましょう。
ファッション・趣味として楽しめる
ロレックスは投資対象として売るだけではなく、身に着けたりコレクションしたりなど、ファッションや趣味として楽しむことができます。
そのため時計好きにとっては、ロレックスを所有すること自体を楽しみにできるため、投資としての魅力に加えて愛着や満足感を得ることができるでしょう。
株や不動産には、このようなファッションとしての楽しみはないため、ロレックスは他の投資手法とも差別化できていると言えます。
またロレックスにはファンが多いため、同じ趣味をもつ仲間とコミュニティを築ける魅力もあります。
投資として安定している
ロレックスは投資として安定していると言われています。
その理由として、以下の3つが挙げられます。それぞれ1つずつ解説していきます。
中古市場でも取引が盛ん
ロレックスの時計は中古市場でも取引が盛んで、需要と供給のバランスが保たれています。
また時計は需要によって価値が変わりにくく、景気や経済動向にも左右されにくいため、インフレや不況時の対策としてロレックスは活躍します。
世界的な知名度と信頼性がある
ロレックスは世界的に有名な高級時計ブランドで、そのブランド価値と信頼性が投資の安定性を生み出しています。
長い歴史と伝統があるロレックスは、市場での評価が高く投資先として安定感があります。
高品質な素材と技術力で製作されている
ロレックスの時計は、高品質な素材と精密な技術によって製作されています。
そのため時計の価値が保持されやすく、ロレックスは長期的な投資に適しています。
さらに、需要の高まりやコレクターの間での人気が高まることで、価値が増加することもあるでしょう。
これらの要因から、ロレックスは価格の急変が起こりにくく、安定した投資手法と言えます。
ロレックス投資で失敗しないためのポイント5選
ロレックス投資で失敗しないためには、以下5つのポイントが存在します。
それぞれ詳しく解説していきます。
1.人気のモデルから始める
ロレックスの価格は人気によって大きく変わってくるため、ロレックス投資ではモデル選びが重要になってきます。
ロレックスの腕時計は大きく分けて2つのジャンルがあり、1つ目はビジネスシーンに合わせやすいドレスモデル。
2つ目はアクティブシーンで使いやすいスポーツモデルです。
特にスポーツモデルは、ロレックスの中でも人気のジャンルになります。
なぜ、ロレックスのスポーツモデルが人気なのかと言うと、ロレックスの技術が詰め込まれたハイスペックな腕時計だからです。
ロレックスのスポーツモデルはプロフェッショナルウォッチとも呼ばれ、各分野のエキスパートたちの使用に耐えうる機能性と耐久性を兼ね備えています。
例えばサブマリーナーなら、水深300mまで耐えることができます。
このようにスポーツモデルは、ロレックスの技術を体感できるハイスペックな腕時計ということで、他のモデルに比べて人気で高い値段が付きやすくなっているのです。
またスポーツモデルにも種類があり、ステンレスモデルやコンビモデル、無垢モデル(金・プラチナ)などがあります。
その中でも、もっとも人気が高いのは使い勝手の良い「ステンレスモデル」です。
ですので、ロレックス投資で成功する確率を上げるなら、スポーツモデルかつステンレスモデルを選ぶと良いでしょう。
2.生産終了モデルを選ぶ
ロレックスの中でも、生産終了モデルは希少価値が高く、価格が上がりやすい傾向にあります。
現行品とは違い、生産終了モデルは流通量が増えることはありません。
そのため、限られた数を買取業者が奪い合うので、価格が上がりやすいのです。
中には生産終了後、価格が3倍以上になったモデルも存在します。
ですのでロレックス投資を考えているなら、生産終了しているモデルを狙うことも作戦の1つです。
3.状態が良いまま保管する
ロレックス投資で成功するには、時計の状態も重量になってきます。
一度でもロレックスを使ってしまうと、中古品として扱われます。中古品は未使用品に比べ、査定額が低くなるので注意が必要です。
未使用を証明するものとして、メーカーの保護シールがあるのですが、絶対に剥がさないようにしましょう。
メーカー保護シールを剥がしてしまうと、中古品とみなされ査定額が低くなってしまいます。
しかし、近年ではロレックスが転売対策として、販売時にメーカー保護シールを剥がすようになりました。
そのため、メーカー保護シール付きのロレックスの価値はさらに高まっています。
現在、メーカー保護シール付きのロレックスを所有していたり、これから購入する方は、メーカー保護シールを剥がさないようにしましょう。
ですが、ロレックス投資の魅力はファッションや趣味としても楽しめる点なので、どうしてもロレックスを身に着けるなら、資産価値を維持するためにも厳重な保管を心がけましょう。
また本体の状態以外にも、型番が記載されている箱やギャランティカードなどの付属品も査定の対象になります。
そのためロレックスの購入時は、付属品も合わせて厳重な保管をしましょう。
本体の状態が良く、付属品もついていたなら、高い査定額が期待できます。
4.円安のタイミングを狙って売却する
ロレックスは世界中で取引されているため、売却時に為替相場が影響してきます。
例として、1ドル=100円としたときにもし為替相場が変動して1ドル=80円になれば、円の価値が上がったと言えるので「円高」。1ドル=120円になれば、円の価値が下がったと言えるので「円安」と呼ばれます。
ロレックス投資で少しでもリターンを大きくするには、できるだけ円高のときにロレックスを購入して、円安のタイミングで売却することが重要です。
「買い時は円高、売り時は円安」と覚えましょう。
5.信用できる仕入先や売却先を探す
ロレックス投資で成功するには、購入時に偽物品や粗悪品を見極める力。売却時に相場と同じ査定をしてくれる業者を見つける力が必要です。
しかし、初心者であれば見極めることは難しいので、まずは信頼できる仕入れ先や売却先を探しましょう。
ロレックスの正規店であれば、仕入れ先としておすすめです。
ロレックスは設計から製作、販売まで自社で行なっているため、正規店であれば偽物品や粗悪品が販売されることは、まずありません。
売却先はギャラリーレアがおすすめです。
豊富な買取実績があり、専門のスタッフが品質管理やアフターサービスを行っているため、信頼と実績があるブランド買取店です。
ロレックス投資で成功した事例はある?
ここまでロレックス投資の概要やメリットを紹介してきて、ロレックス投資について少しずつ理解が深まったと思います。
しかし、実際にロレックス投資で成功した事例はあるのでしょうか?
実例を2つ見ていきましょう。
事例1.円高で買って数年保持した
Aさんは為替市場が円高になることを見込んで、2015年にロレックスのデイトジャストを購入しました。
購入後デイジャストを5年間保持し、その間需要が着実に高まっていきました。
そして2020年になり、為替市場が円安になったタイミングで、デイトジャストを売却。
その結果、外貨で購入したデイジャストを日本円に換算すると、購入時よりも高い価格で売却することができました。
このように、市場を冷静に分析して売買を行うことで、ロレックス投資で成功する可能性は上がります。
事例2.限定モデルを買って寝かしておいた
Bさんは、2010年にロレックスの限定モデルを購入しました。
購入後すぐに時計を保管し、メンテナンスを行いながら価値が上昇する時期を待ち続けました。
数年後、限定モデルの需要が高まり、コレクター間での人気が急上昇。
同時に、限定モデルの供給が減少し入手困難となり、価格が高騰しました。
その結果Bさんは、高値で時計を売却し利益を得ることができました。
このように限定モデルを入手できれば、価格が上がる可能性が高いため、高確率で利益を得ることが可能です。
ロレックス投資で失敗しやすい3つのポイントを解説!
ロレックス投資で失敗しやすいポイントは、以下の3つです。
これらのポイントを避ければ、ロレックス投資で成功する確率は上がるので、詳しく解説していきます。
1.名前が知れているモデルなので購入してしまう
ロレックスにはデイトナやGMTマスターなど、さまざまな人気モデルが存在します。
そのため初心者であれば、「人気モデルなら何でもいい」と考えるかもしれません。
しかしロレックスの価格は、モデルだけでなく製造年や装飾、型番によっても変わってきます。
実際に文字盤が違うだけで、数万円から数十万円の差がつく場合もあります。
ですので、「名前を知っているモデルだから購入する」という事をしてしまうと、ロレックス投資で失敗するリスクが高まるのです。
モデルを選ぶ際は、製造年や装飾、型番など細かい部分まで注意して購入しましょう。
2.正規取扱店でない店でニセモノを掴んでしまう
ロレックスには、N級品と呼ばれる偽物品が存在します。
N級品とは、技術を持った職人が天然素材や本物と同じパーツを使用して製作した偽物品で、本物に限りなく近く再現されています。
そのため、目利きのプロでも本物と見分けることが困難です。
このような偽物品が、ロレックスの正規取扱店以外では販売されていることがあります。
また偽物品でなくても、相場よりも高い価格で販売されていたり、細かいキズが放置されていたりなどの恐れがあります。
そのためロレックス投資をする際は、正規店や信用できるお店で購入しましょう。
3.ロレックスに特化していない店で売却してしまう
ロレックスには、「ブランド買取店」「ネットオークション」「フリマサイト」のような売り先があります。
ネットオークションやフリマサイトは個人間での取引になるため、おすすめしません。
理由は、購入者とのトラブルや確実に売れるかわからない、自分で値段を決めるため、相場よりも安く売ってしまうなどのリスクがあるからです。
一方ブランド買取店では、ロレックスの売買に特化していることが多いため、個人間での取引のようなリスクはなく、相場に沿った確実な査定をしてくれます。
ギャラリーレアであればロレックスに特化しているため、相場に沿った確実な査定はもちろん、豊富な買取実績や専門のスタッフが品質管理やアフターサービスを行っております。
ロレックス投資で値下がりしづらいモデルはどれ?
ロレックス投資ではモデル選びが重要になってきます。
そこで、値下がりしづらいモデルを紹介していくので、ぜひ購入時の参考にしてください。
デイトナ16520
デイトナは、ロレックスのなかでも圧倒的に需要が高いモデルです。
さらにステンレスやゴールド、プラチナ、コンビなど、数多くのモデルがあるため資産価値が安定しています。
デイトナの中でも、値下がりしづらいモデルとして、「16520」や「6263」があります。
こちらのデイトナ16520は、1988年~2000年に製造された、モダンな印象のあるモデルです。
2010年頃から安定して価格を伸ばしており、過去5年の価格上昇率は200%を超えています。
デイトナ6263
デイトナ6263は、1970年~1988年に製造されたモデルで、手巻きのデイトナの中では最終型です。
20年近く生産されロングセラーモデルで、ロレックスの長い歴史の中でも名作モデルの1つに挙げられます。
特に初期モデルは流通力が少ないため、希少価値が高く1,000万円以上の値が付くこともあります。
GMTマスター1675
GMTマスターは、ロレックス唯一のパイロットウォッチで、60年以上の歴史があるロングセラーモデルです。需要に対して流通量が少ないため、値崩れしにくいのが特徴です。
GMTマスターの中でも、値下がりしづらいモデルとして「GMTマスター1675」が挙げられます。
こちらのGMTマスター1675は、1960年~1980年頃まで製造されたモデルで、個性的なカラーリングが特徴的です。
状態が良いものやカラーが特殊なものは、500万円以上の価格が付くものもあります。
サブマリーナー5512
サブマリーナーは、1953年に発表された完全防水のダイバーズウォッチです。
水深300 mまでの防水性能を備えていたり、最長60分まで潜水時間を測ることができるなど、ダイビングに特化したモデルです。
サブマリーナーの中でも、値下がりしづらいモデルとして「サブマリーナー5512」と「サブマリーナー14060M」が挙げられます。
こちらのサブマリーナー5512は、1959年~1977年に製造されたモデルで、リューズガードが初搭載されたことでも知られています。
流通量が少なく希少性が高いため、状態が良ければ中古でも500万円以上の価格が付きます。
サブマリーナー14060M
サブマリーナー14060Mは、2001年~2012年にかけて製造されたモデルで、シックで大人らしいデザインが特徴です。
2010年頃から安定して価格が伸びているため、今後も値下がりしづらいモデルと言えるでしょう。
エクスプローラー1016
エクスプローラーは、1953年にエベレスト登頂の公式スポンサーになったことで、世界中から注目を集めたモデルです。
実用性を最重視したシンプルなデザインが特徴で、ビジネス・カジュアル問わず身に着けられる万能さが人気を集めています。
エクスプローラーの中でも、値下がりしづらいモデルとして「エクスプローラー1016」と「エクスプローラー14270」が挙げられます。
こちらのエクスプローラー1016は、1963年~1988年にかけて製造されたモデルで、シンプルなデザインが特徴的です。
生産が終了した現在でも根強い人気を集めており、中古品でも300万円以上の価格が付きます。
エクスプローラー14270
エクスプローラー14270は、1990年~2001年に製造されたモデルで、3・6・9の視認性の良いアラビア・インデックス を用いたデザインが特徴的です。
1990年代後半から人気が出始め、直近5年間で約50%の価格上昇率を記録しています。
ロレックスで投資で失敗しないためのポイントについてまとめ
まとめ
- ロレックス投資は「投資の三原則」の観点からも成立する
- ファッション・趣味としても楽しめる、珍しい投資手法
- 資金さえあれば、初心者でも始めやすい
- モデル選びが重要になってくる
- 失敗しないためには、信用できる仕入先や売却先を見つけることが大切
ロレックス投資の概要やメリット、リスクから成功するためのポイントまで解説してきましたが、いかがでしたか?
もしロレックスの購入を考えているのであれば、ギャラリーレアがおすすめです。
ギャラリーレアはロレックスの取引に特化しており、豊富な買取実績や専門のスタッフが品質管理やアフターサービスを行っているなど、信頼と実績があるブランド買取店です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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