人気の時計ブランドであるロレックス。特に男性なら1度は憧れると言われるほど、世界的にも有名で、多数のロレックスをコレクションしている方も多いです。
しかし、そんな人気のあるロレックスの中でも、金無垢のロレックスがダサいという口コミが多数出回っています。そこで今回は、金無垢のロレックスは本当にダサいのか、実際の口コミやその理由とともに詳しく解説していきます。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
金無垢のロレックスとはどんな時計か?
金無垢というと純金というイメージがあるかもしれませんが、ロレックスの金無垢は18Kゴールドと言われる75%が金でできている時計を指しています。これはロレックスに限らず、時計や宝石業界では18Kゴールドのことを金無垢と位置付けられています。
もちろん金の価値だけで考えれば、純金である24Kゴールドの方が高価値ですが、18Kゴールドは24Kゴールドよりも傷付きにくいというメリットが挙げられるでしょう。また、金無垢のロレックスと類似しているもので金メッキや金張りのモデルがあります。
こういった金以外のものの場合、KでなくKGPやKGFなどと表記されているうえに、金の場合は品位証明の刻印であるホールマークが刻まれているので、こちらを見て見分けられるようになっています。
金無垢のロレックスがダサいと言われるのは本当?実際の口コミを徹底検証!
ロレックスのコンビブレスとか金無垢をダサいと思っているのはまだ若い証拠です。あのネトネトの先に確かに良さがあります。
— るいすHD (@aworkerofjap) January 13, 2024
ROLEXのCMやってたけど新型デイトナってベゼルがダサいと思ってたけど金無垢モデルは格好良いですね~( ・∇・)
ステンレスモデルは前の方が好みですf(^^; pic.twitter.com/qCrpdqj65Z— マカロン(///ᴗㆁ✿)△ (@macaron_e90lci) October 26, 2017
全盛期のデヴィッド・モラレスがすごく高そうだけど鬼ダサい真っ黄色のスーツに金無垢のロレックスしてたの思い出した。
— stoomi (@stoomi) September 29, 2013
では、実際に金無垢のロレックスに関する口コミをチェックしてみましょう。全体的には意外と良い口コミが多く見られましたが、中には悪い口コミもあり、悪い口コミは、「ダサい」「おじさん臭い」「古臭い」という意見がやはり多い傾向にありました。
一方、良い口コミの方は、「ダサいと思っていたけれど意外とかっこいい」「ダサいを通り越してかっこよく見えてくる」といった意見が多数見られました。レトロブームがあるように、かつて1度流行したものが再流行する流れで、じわじわと金無垢のロレックス人気がまた高まってきていると言っても過言ではありません。
また、実際に身につけるとなった場合、ダイレクトなゴールドカラーに抵抗があるという方は、イエローゴールドではなく、ローズゴールドやホワイトゴールドを選ぶのがおすすめで、ダサいどころかエレガントさや上品さを感じられる仕様だと言えるでしょう。
金無垢のロレックスがダサいと言われる理由を3つ紹介
ここでは、より具体的に金無垢のロレックスがダサいと言われる理由について、3つご紹介していきます。
おじさんがつけているイメージが強いから
ロレックスは以前から高級腕時計のブランドとして知名度があり、富裕層しか購入できないというのが一般的でした。しかし、バブル時代突入と同時に富裕層以外の一般サラリーマンでも購入できるようになったことから、その当時ロレックスを身につける人が増えたという背景があります。
ちょうどこの世代に当たるのがいわゆるおじさん〜おじいさん世代で、この世代に特に人気だったのが金無垢のロレックスだったのです。ではなぜ金無垢のロレックスが人気だったかというと、見るからに金であり、高級感やゴージャス感が一目で分かるからだと言われています。
景気が良かったというのもあって、ブランドものや高級そうなものを身につけ、お金を持っていることをアピールしがちな人が多い傾向で、こぞって金無垢のロレックスを購入していた世代の印象が悪く残ってしまったと言えるでしょう。
一昔前に流行ったデザインが古臭いと感じられるから
「一昔前に流行ったデザインが古臭いと感じられるから」という部分も金無垢のロレックスがダサいと言われる理由としてよく挙げられていますが、こちらは、前述の「おじさんがつけているイメージが強いから」という部分に通ずるところがあります。
金無垢のロレックスがピークに流行った時代はバブル時代です。そのため、どうしても一昔前に流行ったデザインとして印象づいてしまっており、古臭い・ダサいと思われてしまいがちなのです。
もちろん新モデルも数多く登場してきていますが、ベースとなるデザインはバブル時代のものから引き継がれているので、例え新しいモデルが登場したとしても、金無垢という時点で古臭い・ダサいというイメージをもたれてしまう傾向にあります。
金色が使われいることで成金のように見えるから
金無垢のロレックスは光沢感も強く、見るからに派手なデザインです。特にブレスレットから文字盤まで全てイエローゴールドで仕上げられている金無垢のロレックスは、一層派手な見た目となっています。
この全体的に金色なデザインが成金っぽいと思われがちであり、富裕層であることをアピールしているように感じてダサく見られてしまっているのです。
また、若い世代が付けていると無理してお金持ちアピールをしていると思われてしまったり、そう思われたくないから金無垢のロレックスを選ばないようにしていたりといったケースもあります。
金無垢のロレックスに限らず高級ブランドのアクセサリーやバッグ・洋服を身につける人がとても多く見られたバブル時代とは異なり、最近は高級感がありつつも派手すぎないデザインや実際には高級でありながらも一見高級に見えないデザインが人気となっています。
金無垢のロレックスは資産価値がある?
金無垢のロレックスに資産価値があるかどうかについてですが、金無垢のロレックスに資産価値はあるといって良いでしょう。というのも、ロレックスというブランド自体が世界的に有名かつ人気のブランドであり、コレクションしている人もいるくらいでどのモデルに対しても需要が見込まれ、価値が下がりづらいとされているのです。
例え中古のロレックスであったとしても、定価と同等の価格であったり、レアなものに至っては定価以上で取引されているモデルも多々あります。特に金無垢の場合、使用されている素材が金であるということもあって、価値は下がりづらいと言えるでしょう。
また、自分自身で身につける用に購入するのも良いですが、投資用に購入される方も多く、綺麗な状態を保つとより価値が上がると言えるでしょう。
金無垢のロレックスでダサくない人気モデルTOP5
賛否両論ある金無垢のロレックスですが、その中でもダサくない金無垢のロレックスの人気モデルを5つご紹介していきます。
1.デイトジャスト
参考定価:2,333,700円(税込)
1945年に販売されたデイトジャスト。こちらの参考定価は2,333,700円(税込)です。このデイトジャストは、そのモデル名にもある通り、文字盤の3時の位置の四角窓に初めて日付を表示させた腕時計です。
クラシックかつエレガントで洗練されたデザインのものが多く、トレンドに左右されないシンプルさが魅力となっています。ここでご紹介しているデイトジャストは、ブルーグラデーションの文字盤にイエローゴールドのベルトとケースを採用した高級感あるデザインが印象的。
イエローゴールドの煌びやかさが目立つので、ブラックやグレー・紺などのダークカラーファッションとの組み合わせやパーティーファッションとの組み合わせがおすすめです。
2.サブマリーナデイト
参考定価:3,906,100円(税込)
ロレックスの中のダイバーズウォッチといえば、サブマリーナデイトが挙げられるでしょう。ダイバーズウォッチというだけあって、水深300mという高い防水・耐水性を持っている他、潜水時間の管理ができたり、紫外線・海水・塩素などへの対傷性・対蝕性に優れていたりなど、サブマリーナデイトを身につけたまま、思う存分マリンスポーツを楽しむことができます。
また、水中の暗い場所でも時計を見やすいように文字盤や針には発光素材が使用されているという特徴もあります。こういった防水・耐水性や時計の見やすさといった機能面の高さからダイバー以外からの支持率も高く、日常使い用としても人気です。
今回ここでご紹介しているサブマリーナの参考定価は、3,906,100円(税込)。金のブレスレットに黒の文字盤で、上品さと高級感を感じられる1本となっています。
3.ヨットマスター
参考定価:6,149,000円 (税込)
こちらのヨットマスターは、イエローゴールドに海を思わせるブルーを組み合わせたデザインとなっています。参考定価は、6,149,000 円(税込)で、爽やかさを感じられる仕様です。
モデル名である「YACHT MASTERII」のアルファベットが刻印されていたり大人っぽさや落ちつきを感じられるデザインであったりと、フォーマルな場面からパーティーシーンまで幅広く身につけやすいでしょう。
機能面では、航海士向けの設計であることから、航行時間の計測や読み取りが可能なモデルとなっています。軽量ながらも防塵性・対蝕性に優れているという特徴も挙げられ、野外でも問題なく使用できるという魅力があります。
4.GMTマスターⅡ
参考定価:5,822,300円(税込)
GMTマスターIIは、パイロット向けに作られたモデルで、ここでご紹介しているGMTマスターIIの参考定価は、5,822,300円円(税込)です。このGMTマスターIIは、時差のある2つの時刻を管理することができるモデルで、パイロットはもちろん、旅行好きな方からも人気です。
GMTマスターIIは、他のモデルとは異なり、色味が多く使われているモデルでもあります。ここでご紹介しているGMTマスターIIも黒・金・銀・赤・白とカラフルな色使いで、他のデザインのものの中にはカバーの上下で色使いが異なるタイプもあります。
過酷な環境下で使用されることはあまりないとされるモデルですが、意外と防水性も備わっており、水深100mまで耐水可能です。
5.デイトナ
参考定価:4,602,400円(税込)
ロレックスの人気モデルの中でも特に人気モデルだと言えるのがこのデイトナであり、ロレックスを代表するモデルでもあります。このデイトナはなんといってもグラフィックなダイヤルが特徴的。
また、世界で初めて防水機能を搭載した腕時計としても知られています。水深は100mまで対応しているので、日常的な雨はもちろん、水遊びから浅瀬のスキューバーダイビング時にも安心して使用可能です。
ちなみに人気モデルであることに加え、ロレックスの中でも生産数が少ないモデルの1つなので、入手困難とされており、定価購入が難しい傾向にあります。中古でも高値で取引されるほど資産価値が高く、投資用に持つ方もいるくらいです。
ここでご紹介しているデイトナの参考定価は4,602,400円(税込)で、グリーンの文字盤とイエローゴールドのケースが大人っぽいデザインとなっています。
金無垢のロレックスをダサく見せないコツは?
金無垢のロレックスをダサく見せないコツとしては、まずTPOをわきまえるということが挙げられるでしょう。金色という華やかで目立つカラーであるがゆえに、身につけるだけで一気に派手な印象になります。
そのため、フォーマルな場面やお葬式などで身につけていると浮いたり場違いだと思われてしまう場合があるのです。また、金無垢のロレックスと組み合わせる服装もこだわるのがおすすめで、ダサく見えにくくなると言えます。
例えば、全身金・銀などのカラーでまとめた服装やブランド品ばかりを身につけている中にさらに、金無垢のロレックスを組み合わせていると、いかにも成金のような見た目となってしまいダサく見られてしまう可能性が高まります。
金無垢のロレックスのインパクトが強いからこそ、服装はナチュラルやシンプルなものでまとめることで、ダサいどころか、アクセントとしておしゃれにコーディネートできるのです。
金無垢のロレックスがダサいと言われるのはなぜについてまとめ
まとめ
- 意外とかっこいいという口コミも多い
- TPOや身につけ方を意識するとダサくなりにくい
- 人気モデルの金無垢を選ぶと失敗しにくい
今回は金無垢のロレックスがダサいと言われている理由について、詳しくご紹介してきました。バブル時代の人気モデルということもあり、どうしてもダサい・時代遅れというイメージを思い浮かべがちです。
そのため、金無垢のロレックスの中でも特に人気のモデルを選んだりダサく見せないコツを参考にしたりすることで、うまく身につけることができるでしょう。金無垢のロレックスを購入予定の方や、ダサいと思ってアクセサリーケースの中にしまっているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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