ターノグラフは数多のロレックスモデルの中でも「幻のモデル」と呼ばれています。
販売期間が10年程度と短かったこともあり、希少価値が高いのが理由です。
中古市場でロレックスの腕時計が価格高騰を続ける中、ターノグラフモデルも将来的な値上がりが期待されるモデルとなっています。
そこで本記事では、ロレックス「ターノグラフ」値上がりの可能性について解説していきます。
これからロレックスのターノグラフを高値で買い取ってもらいたい人や、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
【スポーツモデルの原点】ロレックスのターノグラフとは?
初代ターノグラフは1953年に商標登録され、2004年に約50年ぶりの復活を果たしロレックスファンから大きな注目を集めました。
ベゼルは回転式になっていて、秒針などには赤色を取り入れたデザインが他のロレックスとの最大の違いです。
ターノグラフはロレックスの中でもスポーティーなビジュアルをしているのが、他のモデルにはない魅力だったともいわれています。
発売以降は幾多のアップデートを経て人気を維持していましたが、ターノグラフは2013年に生産終了となったようです。
基本的にロングセラーモデルが多いロレックスの中でも、たったの10年で姿を見せなくなってしまったのは異例だったと考えられてるようですね。
生産期間が極端に短かったこともあり、その希少性から現在でもロレックス愛用者やコレクターから大変人気のあるモデルです。
ロレックスのターノグラフが値上がりしていく可能性は?
ロレックスのターノグラフは生産期間が短かったため、元来希少性の高いモデルです。
現在でもターノグラフは市場価値が高く、状態の良い個体では150万円以上の値が付くことも珍しくありません。
今後、極端に価格が高騰をすることは考えにくいですが、市場での出回りが少ないため値上げする可能性は大いに考えられるでしょう。
実際、ロレックスは2024年1月1日の価格改定時に全体で約10%の値上げを行いました。
それらを総合的に考慮すると、中古市場でのターノグラフの価格も値上がりする可能性は高いですよね。
ターノグラフの場合は他のロレックスモデルと比べて、販売している中古専門店も限られています。
需要と供給が追いついていないターノグラフは、価値も高いため多少の値上げは仕方ないといえますね。
人気の高いカラーや状態の良いターノグラフは、特に値上げの可能性があると考えても良いのではないでしょうか。
ロレックスのターノグラフの中古価格が高騰しているのはなぜ?
ロレックスのターノグラフの中古価格が高騰している理由は、ロレックスが世界的に人気度の高いブランドだからです。
しかもロレックスは熟練した職人の手作業で作られるため大量生産ができず、需要が多いのに供給量が少ないという状況になっています。
コロナ禍で生産工場が一時稼働停止をしていたことも、少なからず影響しているのかもしれません。
さらに転売防止のために正規販売店での購入制限が始まり、新品で購入するのが難しくなってしまいました。
そのため中古のロレックスを欲しいと思う人が増えたため、ロレックスの中古価格が高騰しているのです。
また、中古でも高い値段がつくことから、投資目的でロレックスを購入したいという人が増えているのも価格高騰の要因となっています。
上記のような背景から、今後もロレックスターノグラフの価格は中古であっても上がっていくと予想されるでしょう。
値上がりする可能性があるロレックスのターノグラフの人気アイテムを紹介!
ここからは、今後値上がりする可能性が高いターノグラフのモデルを3つ紹介していきます。
特に「ターノグラフRef.116261」は希少性が高いモデルで、コレクターからも人気があるアイテムなんですよ。
各モデルの総評を一つずつ解説していきますので、しっかり目を通しておいてくださいね。
1.ターノグラフRef.116261
ロレックスのターノグラフRef.116261は2004年に登場したモデルです。
両回転式ベゼルと時刻計測機能が備わったモデルとなっており、優雅な華やかさや高級感のあるモデルとなっています。
デザインにK18ピンクゴールドを採用しており、リーズナブルでお買い得感があるという点で発売当時は大いに話題となりました。
文字盤の6時位置の「TURN-O-GRAPH」の赤文字表記が特徴であり、ターノグラフの特別性を表しています。
ベゼルに美しいカッティングが施されており、5分刻みにアラビア数字とバーのプリントが施されたターノグラフ固有の形状です。
ケース表面は鏡面仕上げとなっており、ドレスウォッチらしいエレガントさが魅力となっています。
ドレスウォッチながらスポーティな印象も兼ね備えたターノグラフRef.116261は、今後さらに人気が高まっていくことが予想されるでしょう。
2.ターノグラフRef.116264
ロレックスのターノグラフRef.116264は、2004年にリリースされたモデルです。
外装にステンレススチール、ベゼルにK18のホワイトゴールドを採用しており、普段使いしやすいデザインに仕上がっています。
ターノグラフは全体的にスポーティな印象が強いモデルですが、Ref.116264はビジネスシーンや日常使いで使いやすいデザインなのが人気の理由です。
秒針がレッドカラーになっていたり、文字盤の6時部分に「TURN-O-GRAPH」の刻印が刻まれているのがターノグラフの象徴的なデザインとなっています。
文字盤は白、黒、青の3色展開になっています。
白と黒の文字盤モデルはおよそ100万円で販売されることが多いです。
ブルーの文字盤モデルは希少価値が高いことから、中古でもおよそ130万円で取引されることも多くなっています。
近年ブルーの文字盤が人気であることも、価格高騰の要因だと考えられるでしょう。
3.ターノグラフRef.116263
ロレックスのターノグラフRef.116263は2011年にリリースされたモデルとなっています。
通常モデルと日本限定モデルがあるのが特徴で、秒針やデイト表示、刻印の色が異なっています。
通常モデルは赤色になっていますが、日本限定モデルは緑色です。
日本限定モデルは300本限定生産となっており、まさに幻のモデルといってよいでしょう。
Ref.116263はステンレススチールにK18イエローゴールドのベゼルになっており、文字盤はホワイト、ブラック、グレーの3色展開です。
Ref.116263は通常で約90万円で販売されることが多くなっています。
その中でもブラックの文字盤は特に欲しい人が多く、状態が良い個体だと170万円の価格がつくことも珍しくありません。
また日本限定モデルは希少価値の高さから、120万円〜150万円の値がつくこともあります。
日本限定モデルは生産数の少なさもあり、中古販売店でもほとんどお目にかかれない激レアモデルです。
ロレックスのターノグラフを購入するのはどこがおすすめ?
- ロレックス正規店で購入する
- 中古専門店で購入する
ロレックスのターノグラフを購入する際は、上記の2つの場所をおすすめします。
予算や欲しいデザインやカラーなどによっては、中古専門店の方がニーズが合う場合もありますよ。
2つの購入場所についてそれぞれ解説しますので、自分に合った購入先を見つけてくださいね。
ロレックス正規店で購入する
ロレックスのターノグラフの購入先として、正規店を考える方は多いですよね。
しかし、先述したように2024年現在は、ターノグラフの生産は終了しているという情報があります。
市場での出回りもほとんどないため、正規店での購入は難しく入荷を待つというのも現実的ではないでしょう。
ターノグラフは「幻のモデル」ともいわれているように、新品が正規店に入荷する確率は非常に低いのです。
また、万が一奇跡的に入荷したとしても、その情報が伝えられるのは一部の上顧客のみだそうです。
なので基本的には、ロレックスのターノグラフは正規店で購入できないと考えておきましょう。
中古専門店で購入する
今後、ロレックスのターノグラフを購入したいと考えている方は、中古専門店を利用するのがおすすめです。
信頼できる中古専門店を利用すれば、偽物を掴まされる心配もなく安心して欲しいブランドアイテムをゲットできるでしょう。
数多くある中古専門店の中でも、ギャラリーレアなら「日本流通自主管理協会(AACD)」に加盟していて安心感が抜群!
ギャラリーレアでは専門の鑑定士が在籍しており、不正商品の流入などを防止する取り組みを徹底しています。
厳しい基準をクリアしたロレックスのみを厳格に取り扱っているため、偽物や模倣品の心配もありませんよ。
ロレックスのような人気アイテムは模倣品なども多く出回っていますから、購入先は厳重に選ぶことが大切です。
安心・安全に正規品のロレックスを購入したい方は、ぜひギャラリーレアの公式サイトをチェックしてみてくださいね。
ロレックスのターノグラフが値上がりしていく可能性はあるのかについてまとめ
まとめ
- ロレックスのターノグラフは2004年から2013年まで販売されたモデル
- 現在は生産終了しており希少性が高いため値上がり傾向にある
- 正規店で購入することは難しいため、中古専門店で購入するのがおすすめ
今回は、ロレックスのターノグラフが値上がりしていく可能性や人気アイテムについてご紹介しました。
ターノグラフは2013年で生産を終了しているため、現在では購入できる場所が限られています。
需要に対して市場での出回りが少ないことから、中古専門店の販売価格も今後値上げする可能性が高い人気モデルなのです。
また、現在は新品を購入するのは非常に難しく、正規店に入荷することはまずありません。
今後、ターノグラフを購入したいと考えている方は、ぜひギャラリーレアなどの中古専門店で相談してみてくださいね。
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