セイコーのブラックボーイは値上がりしている?なぜ?理由を解説 - 中古・新品ブランド販売ギャラリーレア公式通販

セイコーのブラックボーイは値上がりしている?なぜ?理由を解説

セイコーのブラックボーイは値上がりしている?なぜ?理由を解説

世界的人気を誇る日本発の時計ブランドであるセイコー。時計といえば、必ずといっていい程名前が挙がってくるロレックスやオメガに続く、世界トップクラスのシェア率を誇っており、コストと機能面の満足度が高いブランドとして注目されています。

そんなセイコーですが、特に人気のブラックボーイが年々値上がりしていると話題を集めています。そこで今回は、ブラックボーイがなぜ値上がりしているのか、その理由とともに詳しく解説していきます。

また、そもそもブラックボーイとはどういった時計なのかや値上がり度合いについて・中古で購入する際の注意点なども一緒に解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

この記事を監修した鑑定士
米津 圭敏
LA部 部長米津 圭敏

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。

セイコーのブラックボーイはどんなモデル?

セイコー ブラックボーイ3

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セイコーのオートマチック ダイバーズ SKX007、通称ブラックボーイは、低コストでありながらも、200m防水機能や120クリックの逆回転防止ベゼル搭載など、十分な性能をもつダイバーウォッチで、時計好きの方やマニアから人気を集めているモデルの1つです。

惜しまれつつも2019年に廃盤となりましたが、1996年に登場後、20年以上もの間、変わらず愛され続けた時計であり、黒のベゼルと文字盤からブラックボーイという愛称で呼ばれるようになりました。

ちなみに、ブラックボーイの他にも同じボーイシリーズとして、カラー違いのネイビーボーイやオレンジボーイ、さらにはブラックボーイの小型モデルであるブラックボーイボーイズサイズも登場しています。

また、類似モデルとして、後継モデルだとされるセイコー5スポーツの SRPD55がよく挙げられますが、デザインが少し異なるうえに、機能性のグレードも下がっているため、ブラックボーイとはやはり別物だと言えるでしょう。

セイコーのブラックボーイが値上がりしているのはなぜ?

セイコー ブラックボーイ2

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では実際に、セイコーのブラックボーイが値上がりしているのはなぜかについて見ていきましょう。主に生産終了となり入手困難となったから・中古市場でも人気が高いからの2つが挙げられるので、それぞれ詳しく解説していきます。

生産終了となり入手困難となったから

前述でもお伝えしたように、セイコーのブラックボーイは2019年で生産終了となっており、新たに発売されるということはありません。そのため、セイコーのブラックボーイを購入したい場合は、すでに出回っているものの中から購入するしか選択肢がなく、競争率が年々高まってきているのが現状です。

もちろん、人によってはブラックボーイの所有者から譲ってもらう・買い取るなどの選択肢もあるかもしれませんが、基本的には、中古専門店やフリマアプリなどでの購入が一般的となっています。

そのため、市場にすでに出回っているセイコーのブラックボーイが購入されればされるほど、まだ残っているブラックボーイの価値がさらに上がり、入手困難度も増すという訳なのです。

中古市場でも人気が高いから

実はセイコーのブラックボーイは、多数の時計が出品されている中古市場の中でも人気が高くなっています。もともと低コストかつ高機能であるため、他のブランドの時計の中でも特に人気です。

そのため、ただ単に生産が終了して直営店から購入できなくなり値上がりしているというだけでなく、そもそも中古市場でもある程度価値の高いものだったと言えるのです。

また、セイコーのブラックボーイは20年以上販売されていたということから、市場に出回っている時計の数自体は多いです。しかし徐々に新品や状態の良い時計の数は減ることが予想されるため、今後も価格が上がっていくと思われるでしょう。

ちなみにブラックボーイには、日本製のJモデルと海外製のKモデルがあり、Jモデルの方が少し高めの価格設定となっています。これは中古も同様で、時計の状態が同じであった場合、Jモデルの方が高めになる傾向にあります。

セイコーのブラックボーイで値上がりしているモデルを解説

モデル名 値上がり前 値上がり後
オートマチック ダイバーズ SKX007(ブラックボーイ) 10万円程度 20万〜30万円代
オートマチック ダイバーズ SKX013(ブラックボーイの小型版) 10万円程度 10万円代後半〜20万代

ここでは、値上がりしているとされる、オートマチックダイバーズ SKX007、通称ブラックボーイと、オートマチックダイバーズ SKX013、通称、ブラックボーイのボーイズサイズの2つのモデルの価格や値上がり度合いについて詳しく解説していきます。

もともとセイコーのブラックボーイの販売終了時の価格は約44,000円(税込)程度、ブラックボーイボーイズサイズの販売終了時の価格は約42,000円(税込)程度です。それが中古市場では、ブラックボーイの未使用品が6万円〜8万円程度が相場となっていたのに対し、コロナ後は10万円を超え、2025年現在では、20万円代が多くなっています。

また、ブラックボーイボーイズサイズに関しては、未使用品の価格相場がコロナ前で7万円程度、コロナ後はブラックボーイと同じく10万円を超えるのが相場となっており、2025年現在では10万円代後半あたりの価格相場になっています。

すでに元値よりもかなり値上がりしている状態だと言えますが、今後はさらに市場に出回っているブラックボーイの数が減っていくので、より値上がりする状態が続くと言えるでしょう。

値上がりしているセイコーのブラックボーイを中古で購入する際の注意点は?

注意

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値上がりしているセイコーのブラックボーイを中古で購入する際の注意点として挙げられることですが、まず商品の状態がどういった状態なのかしっかり確認するようにしましょう。

傷はあるか・部品は足りているのか・付属品はあるかなど、表示されている状態の内容と差異がないかチェックしてみてください。

特にネットで購入する場合は、思っていたより傷がひどかったということも多々あるので、状態含め、気になることがあれば問い合わせをして確認するのがおすすめです。

また、アフターフォローが受けられるかも併せて確認するのがおすすめで、購入した中古専門店でアフターフォローを受けられる場合もあれば、アフターフォローのサービスはなく、外部で修理やメンテナンスを受けなければならない場合もあります。

セイコーのブラックボーイは値上がりしているのかについてまとめ

まとめ

  • セイコーのブラックボーイは廃盤後値上がりが続いている
  • 特にコロナ後の値上がり率が高く20万〜30万円代が多い
  • 中古で購入する際は状態の確認とアフターフォローの有無の確認がおすすめ

今回はセイコーのブラックボーイが値上がりしている理由について、値上がり度合いと一緒にご紹介してきました。セイコーのブラックボーイは2019年に廃盤となってしまった時計ですが、低価格でありながらも高機能だということから終売後も根強い人気を誇ります。

そんなブラックボーイの値上がり度合いですが、販売終了時の価格が約44,000円(税込)だったのに対し、2025年現在では、200,000〜300,000万円程度と大きく値上がりしていることが分かります。

また、市場に出回っているブラックボーイは今後どんどん減っていくので、更なる値上がりが続く可能性が高いと言えるでしょう。

もし中古で購入するのであれば、状態の確認をしっかり行うこと、アフターフォローのサービスがどうなっているか確認することが大切です。セイコーのブラックボーイが気になるという方は、今後さらに値上がりしてしまう前に購入しておくのがおすすめです。

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