ルイ・ヴィトンを象徴するコレクション「ダミエ」。
2色の正方形が交互に並ぶデザインは、シンプルでありながらヴィトンだとひと目で分かる存在感があります。
ダミエはモノグラムと人気を二分するコレクションですが、一部では「ダサい」といわれているという噂も。
今回は、ヴィトンのダミエがダサいと言われる理由や、時代遅れなのかどうかを徹底検証。
ヴィトンのダミエの中でも特におすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
ヴィトンのダミエとは?誕生したのはいつ頃?
ダミエがヴィトンから発表されたのは、1888年のこと。
現在はさまざまなカラーバリエーションがあるダミエですが、発売当初はモカベージュとダークブラウンの正方形を交互に並べたデザインのみでした。
当時のフランスでは日本文化がブームとなっており、ダミエのデザインは日本の市松模様をモチーフに作られたといわれています。
ダミエのシンプルでありながら洗練されたデザインはまたたく間に評判を呼び、ヴィトンは偽造品に悩まされることに。
次々に出てくる偽造品への対応が追いつかず、ダミエは1896年に販売中止を余儀なくされます。
それから長い年月が経ち、ダミエ誕生100周年を記念して1996年に限定復刻版が販売。
ダミエの復刻品の反響は大きく、1998年には「ダミエ・エベヌ」として定番コレクションの仲間入りを果たしました。
定番コレクションとなってからまだ30年も経っておらず、ダミエが比較的新しいコレクションだと思われているのはこのためです。
ヴィトンのダミエはダサい?時代遅れと言われるのなぜ?
ダミエはモノグラムと並ぶ知名度があり、ヴィトンを象徴するコレクションです。
ダミエをひと目見ただけで、ヴィトンのアイテムだと分かる方も多いでしょう。
そのためブランド品をさりげなく使いたい方や、シンプルなデザインがお好きな方にはダミエはダサいと思われてしまうことも。
またダミエは、発売から130年以上の歴史をもつコレクションです。
ダミエがもつクラシカルな雰囲気は大きな魅力である反面、人によっては時代遅れだと感じることもあるようです。
ヴィトンのダミエはダサいのか?実際の口コミを検証!
今日のコーデはお気に入りのセルフォードのワンピースでした🪄✨
ダミエを合わせるととクラシカルな雰囲気にまとまる(気がする)のでお気に入りです👜🤎
お写真使い回し💭 pic.twitter.com/2iMyoTpzQ0
— 𝒴𝒰𝒦𝒜 𓋜 (@nogiwasa) January 26, 2024
誕生日の3/15日発売のダミエの新色取り置きしてもらってたの取りに行ってきた🤩🙌
定員さんにお誕生日おめでとうございますって渡されたのワロタ🤣
中はTiffanyブルーでやっぱり可愛い"(∩>ω<∩)"#ルイヴィトン #LOUISVUITTON pic.twitter.com/SJPhDdEoqr— ALOHAWAII1173🤙✨ (@aloha1974runrun) March 19, 2024
てか友の会で買うならヴィトンでもいいのか…ほんで今期可愛いな??!特に春カラーにダミエ…!!!ダミエでこんな可愛いの初めて見た😵💫💓 pic.twitter.com/hYyIgF2bfg
— ひよこ (@shining_chic) March 16, 2024
ダミエは本当に「ダサい」といわれているのかどうか、Xの口コミを徹底調査しました。
すると「ダミエはクラシカルな雰囲気がかわいい」、「新作のダミエがかわいすぎる」など、肯定的な声が多数見られました。
ダミエの中でも定番のモカベージュとダークブラウンを組み合わせたデザインは、クラシカルで上品な印象を与え、コーデの格をグッと上げてくれるのが魅力。
オーソドックスなデザインなのでさまざまなファッションと相性がよく、普段使いしやすいのもポイントです。
また近年のダミエでは、定番のカラー以外にもさまざまなデザインが発売されています。
例えばピンクやイエローなどパステルカラーを組み合わせたダミエは、キュートなイメージを与えるのが特徴。
コーデに華やかさをプラスしてくれるので、若い世代の女性たちからも支持されています。
このように、ダミエがダサいということは全くなく、定番品から新作まで幅広く愛されていることが分かりました。
ヴィトンのダミエのおすすめバッグを5つ紹介!
さまざまなバッグが展開されているダミエですが、その中でも特におすすめのバッグを5選ご紹介します。
どれも流行り廃りに左右されずに使えるアイテムばかりなので、ぜひお気に入りを探してみてください。
1.ダミエ ジェロニモス
スペインの街にちなんで名づけられた、「ダミエ ジェロニモス」。
丸みを帯びたバッグの全面には、ダミエを象徴するモカベージュとダークブラウンの正方形が交互に配列されています。
ストラップの長さを自由に調節でき、ウエストバッグ・クロスボディバッグ・ショルダーバッグと3wayで使用可能。
エレガントで落ち着いた印象を受けるため、カジュアルはもちろんきれいめのファッションとも相性抜群です。
またコンパクトなサイズ感ですが、スマホや長財布など必要最低限の荷物はすっぽりと入ります。
アクティブに外出を楽しみたい方は、ダミエ ジェロニモスを候補に入れてみては。
2.ダミエ・アズール エヴァ
ベージュにグレーの市松模様がモダンな印象を与える「ダミエ・アズール・エヴァ」。
アズールはイタリアの高級リゾート地の砂浜と青い海をイメージして作られており、持つだけで爽やかな気持ちになれるようなコレクションです。
バッグの中央にはシグネチャープレートが、さらにチェーン金具にはさりげなくロゴマークが刻印され、細部までヴィトンのこだわりを感じさせます。
取り外し可能なチェーンのほかショルダーストラップが付属しているため、クラッチバッグ・ハンドバッグ・ショルダーバッグの3wayで使えるのもポイント。
コーデの差し色として使えるバッグをお探しの方や、周りとかぶらずに使えるダミエのバッグがほしい方におすすめです。
3.ダミエ ネヴァーフル
荷物をたっぷり入れたい方にぴったりなのが、2007年に発売された「ダミエ ネヴァーフル」です。
ネヴァーフルとは「どんなにモノを入れてもいっぱいにならない」という意味で、その名の通り抜群の収納力をもつのが特徴。
サイズは幅31×高さ28×奥行14cmで、A4サイズの書類・タブレット・長財布・タンブラーなどかさばるアイテムもたっぷりと収納できます。
素材は軽量で耐久性に優れたダミエ・キャンバスと、柔らかくて手になじみやすい牛革を組み合わせており、使い勝手のよさも良好。
バッグの4か所にあしらわれたサイドレースを緩めたりしぼったりすると、バッグの表情を簡単に変えることが可能。
さらに付属のポーチは取り外しができるので、クラッチバッグとして使うのもおすすめ。
気兼ねなく使えるダミエのバッグをお探しなら、候補に入れてみてはいかがでしょう。
4.ダミエ クラプトン・バックパック
ダミエとフラップの組み合わせがかわいい「ダミエ クラプトン・バッグパック」。
バッグのサイズは幅21×高さ21×奥行12cmとコンパクトで、ちょっとしたお出かけにぴったりなサイズ感です。
ショルダーストラップの長さは10段階で調整でき、体格や好みに合わせて使うことが可能。
またストラップを取り外せば、小さなボストンバッグとしても使用できます。
フラップのカラーは使い勝手のいいベージュのほか、よりキュートなイメージを与えるピンクも展開。
フェミニンなデザインのダミエのバッグパックをお探しの方は、要チェックです。
5.ダミエ パピヨン【廃盤】
「ダミエ パピヨン」は、1966年に誕生したコンパクトなバッグです。
コロンとした筒状のフォルムとダミエの組み合わせは、レトロで上品な雰囲気を感じられます。
幅15.5×高さ6.5cmのコンパクトなものから幅30×高さ15cmの大きなものまで、豊富なサイズ展開があるのもポイント。
またダミエ パピヨンは長い歴史の中でリニューアルを繰り返しており、ポーチが付属しているものや、レザーハンドルが長めで肩にかけやすいものまで、さまざまなモデルを展開しています。
ただし、ダミエ パピヨンは廃盤になっているため、正規店で購入することはできません。
気になる方は、中古のダミエ パピヨンをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ヴィトンのダミエのおすすめ財布を5つ紹介!
続いては、ヴィトンのダミエのおすすめ財布5選をご紹介しましょう。
世代を問わず使えるアイテムばかりなので、長く愛用できる財布をお探しの方はぜひチェックしてみてください。
1.ダミエ・グラフィット
2008年に発売されたメンズ向けのコレクションが「ダミエ・グラフィット」です。
コレクション名のグラフィットは、鉱物のグラファイト(黒鉛)にちなんで名づけられており、その名の通り黒を基調としたモダンで重厚感のあるデザインが特徴。
シックで落ち着いたデザインは、プライベートはもちろんビジネスシーンでも使いやすいのが魅力です。
またグラフィットは、ダミエの財布の中でも抜群の収納力を誇るのもポイント。
札入れ1つ・小銭入れ1つ・ポケット4つ・カードポケット16個・小ポケット1つと豊富な収納スペースを備えており、現金もカード類もすっきりと整理したい方にぴったりです。
2.ダミエ ポルトフォイユ・クレマンス
「ダミエ ポルトフォイユ・クレマンス」は、スリムなフォルムが特徴の長財布。
幅19.5×高さ9cmのコンパクトなフォルムで、バッグやジャケットの内ポケットにもすっきりと収納できます。
またコンパクトながら札入れ2つ・小銭入れ1つ・ポケット2つ・カードポケット8個が搭載され、収納力も優秀。
外側は定番のモカベージュとダークブラウンを組み合わせたデザインですが、内装はカラフルなグレインレザーがあしらわれています。
財布を開くと異なる表情が現れるため、さりげないおしゃれを楽しみたい方は、こちらのアイテムをチェックしてみては。
3.ダミエ・エベヌ
ダミエ・エベヌの商品一覧はこちら!
モカベージュとダークブラウンの四角形が並ぶ、最もスタンダードなデザインの「ダミエ・エベヌ」。
飽きのこないシンプルなデザインなので、流行り廃りにとらわれずに長く愛用できるのが魅力です。
またダミエ・エベヌの財布は、中身をたっぷり入れられるラウンドファスナータイプや、開閉がスムーズにできるかぶせ蓋タイプなどが展開。
見えない箇所にもこだわりたい方は、内側に鮮やかなレッドの生地があしらわれたタイプがおすすめ。
落ち着いたデザインがお好きな方は、内側にブラックやブラウンの生地をあしらったタイプを選ぶとよいでしょう。
ユニセックスなデザインかつ世代を問わずに使えるので、プレゼントにもぴったりなダミエの財布です。
4.ダミエ・グラフィット ポルトフォイユ・マルコ
ブラックとダークグレーの組み合わせが高級感のある「ダミエ・グラフィット ポルトフォイユ・マルコ」。
幅11.5×高さ9.5cmのコンパクトサイズながら、必要な収納力を備えているのが特徴。
札入れ2つ・コインケース1つ・ポケット2つ・カードポケット4つが搭載され、最低限の現金やカード類を収納できます。
またスナップボタンやファスナーがないので財布をすぐに開け、中身をスムーズに取り出せるのもポイント。
小さなバッグやポケットなどに財布を入れて持ち歩きたい方は、チェックしてみてはいかがでしょう。
5.ダミエ・アズール ジッピー・コインパース
ホワイトを基調とした爽やかなカラーが目を引く「ダミエ・アズール ジッピー・コインパース」。
上品に輝くゴールド金具が、デザインにアクセントを添えています。
幅11×高さ8.5×奥行2cmのコンパクトサイズながら、マチ付きコンパートメント2つ・フラットポケット2つ・カードポケット4つ・名刺用ポケット1つを搭載しています。
内側は傷や汚れが目立ちにくく、きれいな状態が続くグレインレザーを使用。
デザイン性はもちろん、使い勝手のよさも重視したい方は要チェックです。
ヴィトンのダミエはダサいのかについてまとめ
まとめ
- ヴィトンのダミエはモノグラムと並んで人気のあるコレクションで、流行り廃りに左右されずに使える
- ヴィトンのダミエは定番カラーだけでなく、華やかなものや重厚感のあるものもある
今回は、ヴィトンのダミエがダサいという噂の真相や、おすすめのアイテムをご紹介しました。
ダミエは認知度も高いため、ブランド品をさりげなく使いたい方にはダサいと感じられてしまうこともあるようです。
実際のダミエは口コミの評価も高く、流行り廃りに左右されずに長く愛用できるのが特徴です。
ただしダミエの人気のアイテムはすぐに売り切れてしまったり、廃盤になってしまったりして、なかなか手に入らないことも。
気になるダミエのアイテムがある方は、ブランドリユース店「ギャラリーレア」をぜひご利用ください。
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