ヴィトンの偽物の見分け方でシリアルナンバーから見抜く方法はある? - 中古・新品ブランド販売ギャラリーレア公式通販

ヴィトンの偽物の見分け方でシリアルナンバーから見抜く方法はある?

ヴィトンの偽物の見分け方でシリアルナンバーから見抜く方法はある?

高級ブランドであるルイ・ヴィトンですが、世界的人気であることから、偽物も多く出回っているのが現状です。そんなルイ・ヴィトンの偽物を見分ける方法ですが、今回はシリアルナンバーから見抜くことはできるのか、詳しくご紹介していきます。

また、シリアルナンバー以外の見抜き方として部分別に12選ポイントを解説しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

この記事を監修した鑑定士
米津 圭敏
LA部 部長米津 圭敏

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。

目次

ヴィトンのシリアルナンバーとは?刻印されている場所はどこ?

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まずは、偽物を見分けるためのキーポイントとなるシリアルナンバーがどこに刻印されているかを確認していきましょう。また、そもそもヴィトンのシリアルナンバーがどういったものかについても説明していきます。

そもそもヴィトンのシリアルナンバーとは?

そもそもヴィトンのシリアルナンバーはどういったものなのかですが、いわゆる製造番号のようなものであり、基本構成はアルファベットと数字もしくは数字のみとなっています。

シリアルナンバーの数字を確認することで製造年や製造月が、アルファベットを確認することで製造された工場が分かるようになっています。

しかしこういったシリアルナンバーが入っているヴィトン製品は2021年頃までで終了となりました。2021年以降は埋め込みタイプのRFIDタグが使われるようになっており、専用の機械で読み取ることで製造年や製造工場が分かるようになっています。このRFIDタグの導入により、偽物の流通対策がさらに強化されました。

ヴィトンのシリアルナンバーが刻印されている場所は?

では実際にシリアルナンバーが刻印されている場所ですが、基本的に分かりづらい場所に刻印・印字されていることがほとんどです。例えば、バッグ系であれば、収納ポケットの内側やファスナーの内側部分・バッグ内のヌメ革タグ・バッグ内上部の縫い目付近などが代表的です。

一方、ウォレットやキーケースなどの場合、開いてすぐ見える場所ではなく、ほとんどがウォレット内の内ポケット部分に刻印・印字されています。

ちなみにシリアルナンバーは、基本的に利用者向けに刻印・印字されている訳ではなく、修理依頼時や問い合わせ時にお店側が確認するために付けられているので、分かりづらい場所になっていると言われています。

ヴィトンのバッグには型番がない?

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ヴィトンのバッグに限らず、市場で流通しているさまざまな製品の多くにはモデルやシリーの種類を判別できる型番が付けられていますが、それと同様にヴィトンでもバッグを含む全ての製品に型番が付けられています。

ヴィトンの製品には型番が付けられていないという声をよく耳にしますが、その要因となっているのは、製品自体に型番が印字されていないからでしょう。

前述にも挙げた通り、ヴィトンの製品にはシリアルナンバーが刻印・印字されていますが、型番はシリアルナンバーとは異なり製品をどれだけ探しても打刻・印字がないため見つかりません。

では、どこを見れば型番が分かるかというと、公式サイトの検索機能を使い製品名を入力することによって見つけられます。もし公式サイトで検索をかけても出てこないという場合は、Web検索でも見つけられることがほとんどなので両方試してみるのがおすすめです。

ヴィトンの偽物の見分け方でシリアルナンバーから見抜く方法はある?

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ここまでヴィトンのシリアルナンバーについて詳しく解説してきましたが、このシリアルナンバーを使ってヴィトンの製品が偽物かどうか見抜くことができるのかというと、見抜くことができます。

というのもシリアルナンバーは、前述にもあった通り、アルファベットや数字で構成されており、製造年月日や製造工場が分かるよう、規則性にのっとって刻印・印字されています。

偽物の場合、この規則性がままなっておらず、製造年月日やアルファベットの配列がバラバラであり、実際には存在しない製造年月日や読み取れないアルファベットが使用されているのです。

それだけでなく、偽物の場合、シリアルナンバーの数字やアルファベットがつぶれてしまっていたり、フォントのサイズが違っていたりというようなこともあります。そのため、シリアルナンバーの配列に加え、刻印・印字状況もチェックするのがおすすめだと言えるでしょう。

ヴィトンの偽物の見分け方でシリアルナンバー以外から見抜く方法はある?ポイント12選を解説!

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ここではシリアルナンバー以外の見分け方についてご紹介していきます。シリアルナンバー以外で見分けるには、モノグラムやブランドロゴなどを始め、12種類のポイントから判断することができます。見分ける際は、目で確認するだけでなく、実際に指で触って確認するのがおすすめです。

ヴィトンの偽物の見分け方1.〜モノグラム〜

ルイ・ヴィトンの代表的なデザインであるモノグラムを見分けるポイントですが、「プリントの位置がズレている」「プリントの色が薄いまたは濃い」「プリントの色が異なるまたはムラがある」「ロゴのサイズが異なっている」など、モノグラムだけでもこの程度の見分けるポイントが挙げられます。

この中でも特に分かりやすいものは、プリントの位置がズレているというポイントです。ヴィトンでは、プリントの配置やロゴのサイズがしっかりと決まっているため、中心を軸に左右対称にプリントされているのが通常です。

しかし、偽物の場合、左右非対称になっていたりロゴやマークが枠からはみ出していたり、ロゴが縫い目に重なっていたりというような仕様になっています。また、プリントの位置ズレ以外に、プリントの色ムラに関しても偽物で多く見られる特徴の1つだと言えるでしょう。

ヴィトンの偽物の見分け方2.〜ブランドロゴ〜

ヴィトンの要となるブランドロゴの見分け方ですが、ポイントとして挙げられるのは、「フォントの種類」「フォントのバランス」「刻印つぶれの有無」「縫製への重なりの有無」の4つです。まず、フォントの種類とバランスですが、注目したい部分はアルファベットの「O」の文字です。

この「O」の文字が既製品であれば、丸に近いフォントになっていますが、偽物の場合、縦長になっていることが多いです。また、バランスも悪く上下にガタついていたりゆるい放物線を描くような入り方になっていたりと既製品と比較してアンバランスさが目立ちます。

次に刻印つぶれの有無ですが、偽物の場合、横の文字と重なってつぶれている・アルファベットの空白部分がつぶれているなどのパターンがあります。

そして、縫製への重なりですが、こちらは本来刻印されるべき場所に収まりきっておらず、縫製部分に重なってしまっているという状態です。状況によっては、はみ出ておりロゴの一部が見えない場合もあります。

ヴィトンの偽物の見分け方3.〜ビス〜

ビスを見分ける際のポイントとして主に挙げられるのは、立体感と刻印バランスの2つです。通常ヴィトンのビスは立体感がある仕様になっています。しかし、偽物の場合、この立体感がなく平面的で潰れたような見た目となっているのです。

また、ビスに刻印されているルイ・ヴィトンのフォントですが、左右バランスはもちろん、均等な深さで彫られているのが通常です。反対に、左右バランスが悪く彫りの深さがバラけていたり、刻印が潰れているもしくは重なっている場合は偽物の可能性が高いと言えるでしょう。

加えて、光沢感が強すぎるというのも要注意で、光に当てた時にキラキラしすぎていると偽物の可能性が高まります。

ヴィトンの偽物の見分け方4.〜ファスナーの金具〜

ファスナーの金具を見分けるポイントとしては、「メッキが綺麗に塗られていてムラがないか」「ブランドの刻印周りはへこみがないか」「ブランドロゴのフォントの太さが合っているか」の3つが挙げられます。

特に、メッキが綺麗に塗られているかどうかは、偽物でよく見られるポイントであり、ムラなく綺麗に塗られ光沢感のある正規品に対して、偽物の場合はムラが目立つ状態になっています。

また、ルイ・ヴィトンのフォント刻印の周りが、通常平たいのに対し、不自然にへこんでいる場合や、ブランドロゴの太さが通常、区別できるのに対し、太さが同じになっているなども偽物の特徴です。

ヴィトンの偽物の見分け方5.〜スナップボタン〜

スナップボタンの見分け方ですが、横から見ると形の違いが一目で分かるようになっており、正規品であれば、スナップボタンの先端部分が三角形のようなキノコ型になっています。

一方、偽物のスナップボタンは、全体的に丸みを帯びており、ところどころ角があるものの、楕円に近いフォルムとなっています。

それだけでなく、スナップボタンをとめる凹部分にも違いがあります。凹の中にある2本の棒が「OからO」「IからU」にかけて縦に伸びているのに対し、偽物はこれ以外の場所に2本伸びていることが多いです。

凹部分の棒に関しては、少し見分けが難しいかもしれませんが、正規品は「OからO」「IからU」で固定されているので、それ以外は偽物の可能性が高いと判断していいでしょう。

ヴィトンの偽物の見分け方6.〜フック〜

フックは数ある見分けポイントの中でも比較的、偽物か判断しやすい部分だと言えるでしょう。ではどこが見分けポイントになるかというと「フックの接地面がしっかりとかみ合わさっているか」「メッキにムラがないか」「刻印の立体感があるか」の3つが挙げられます。

メッキが綺麗に塗られているかや刻印の立体感があるかといった部分は他の見分けポイントと同様です。一方、フックの接地面がしっかりとかみ合わさっているかどうかですが、通常であれば隙間やズレなく綺麗にしっかりとかみ合わさるようになっています。

しかし、偽物の場合、かみ合わずにズレていることや、かみ合っていてもよく見ると接地面がズレているということがあります。また、接地面に凹凸がないものも意外と多く、こちらは気付きにくいので注意が必要です。

ヴィトンの偽物の見分け方7.〜縫製の質〜

縫製の質で見分けるポイントは、縫い方です。正規品の場合、1縫い1縫いが均一であり、右斜め上に向かって縫われている他、場所によって縫い方を変えているという特徴があります。

一方、糸が細い・縫い目の間隔にバラつきがある・並行に縫われている・ほつれやたゆみがあるなどの特徴があります。これらに該当するのであれば偽物の可能性が高いと言えるでしょう。

また、ひどいものの場合、糸が途中で絡まりダマになってしまっているものや縫い目がラインから飛び出しているものなどもあります。こちらは一目で分かるので、すぐに正規品でないと判断できます。

ヴィトンの偽物の見分け方8.〜接着剤〜

接着剤で見分けるポイントとしては、接着部分から接着剤のはみ出しがあるかどうかです。正規品の場合、接着部分から接着剤のはみ出しはもちろんなく、さらに接着部分以外に接着剤が付いてしまっているということもありません。

しかし、偽物の場合、接着部分から接着剤がはみ出してしまっていたり素材の一部に接着剤が誤って付いていたりと雑な部分が目立ちます。特に、新品であるにも関わらず接着剤がはみ出しているという製品は注意が必要で、偽物の可能性が高まります。

ただし、正規品であってもモデルによっては劣化により接着剤がはみ出てくる恐れがあります。

ヴィトンの偽物の見分け方9.〜ヌメ革〜

ハンドル部分に使われることが多いヌメ革ですが、このヌメ革を見分けるポイントとして挙げられるのはシワがあるかどうかです。通常であればヌメ革にシワができることはなく、長年使用していても購入時と変わらずシワが寄ることはありません。

しかし、偽物の場合は使用していくうちにシワが寄ってきたり変色したりする場合が多く、劣化が目立ちます。また、革が擦れてくると生地がもろもろと取れてくるものもあります。

さらに製品の状態によっては購入時からすでにヌメ革部分のシワが目立っている場合もあるので、シワがある場合は購入するのを避けるのが無難でしょう。

ヴィトンの偽物の見分け方10.〜ネジ〜

ルイ・ヴィトンの製品の中には、ネジが使われているものもあります。このネジで見分ける方法ですが、ルイ・ヴィトンで使われているネジは全てマイナスネジとなっており、プラスネジは使われていません。

そのため、プラスネジが使われている製品は必然的に偽物となります。また、ネジの締め方も既製品の方は同じ高さになっている反面、偽物の方は締め具合が異なって高さが違ったり、ネジ周りにへこみが見られるものもあります。

ヴィトンの偽物の見分け方11.〜内側の素材〜

ヴィトン製品の内側の素材部分を見分けるポイントとして挙げられるのは、素材の質感と型崩れの有無でしょう。まず素材の質感ですが、通常であれば触った時に厚みがあり硬さも少し感じられます。

しかし偽物の場合は柔らかい触り心地でありテロテロとした質感です。また、偽物の場合、内側の素材がしっかりと固定されておらず剥がれてしまっていたり、柔らかすぎるがゆえに型崩れしやすいといった特徴もあり、製品によっては裏返せてしまうほどです。

ちなみに、正規品であれば厚みや硬さがあることから型崩れするようなことはありません。加えて、内側の革もしっかりと固定されているため、剥がれてしまうようなこともないです。

ヴィトンの偽物の見分け方12.〜布袋や箱などの付属品〜

ルイ・ヴィトンの製品には布袋や箱などの付属品がついてきますが、この布袋や箱が偽物か見分けるポイントは、プリントされているアルファベットのフォントの種類です。前述にあったブランドロゴ同様に「O」の文字が縦長になっていると偽物の可能性が高いと言えるでしょう。

また、プリントの濃さに違いがある場合もあり、通常かすれや滲みがないところ、偽物の場合、綺麗にプリントされていなかったり滲んでいたりという特徴があります。

さらに、偽物の場合、箱の作りも雑になっていることが多く、へこみがあったりのり付けが綺麗にできておらず隙間ができていたりといった特徴が見られます。中には箱の角部分がしっかりとはめ込まれていないものもあるので要注意です。

ヴィトンの偽物の見分け方が分からない人におすすめの購入方法は?

買い物
最後に、ヴィトン製品を購入するか迷っていて、偽物の見分け方が分からないという方におすすめな購入方法をご紹介していきます。

主にルイ・ヴィトンの直営店で購入するもしくは、中古品専門店で購入するの2パターンが挙げられますが、それぞれの特徴やメリットなどについてチェックしてみてください。

ルイヴィトンの直営店で購入

ルイ・ヴィトンの正規品を購入する一般的なルートとしてまず最初に挙げられるのは、ルイ・ヴィトンの直営店で購入するということでしょう。

もちろん正規品のみの取扱となっていて、気になる製品の説明を受けたりおすすめ製品を紹介してもらえたりといったメリットもあります。プロの販売員のサービスを直接受けながらお買い物できるので、より自分の希望に沿った正規品の購入ができると言えるでしょう。

信頼できる中古品専門店で購入

ルイ・ヴィトンの直営店で購入するという方法以外のおすすめ購入方法として挙げられるのは、中古品専門店での購入です。中古品専門店となると偽物が混ざっているのではないかと思われがちですが、基本的にしっかりと1点1点正規品かどうか鑑定されているため、信頼できるお店であれば問題ありません。

また、直営店とは異なり中古品専門店であれば、製品によって定価よりもお得に購入することができるというメリットが挙げられます。

さらに、中古品専門店であれば、すでに終売となってしまった製品であっても取り扱いがあるので、希望製品が人気すぎて購入できなかったという方や迷っているうちに販売期間がすぎてしまったという方などにもおすすめです。

そんな数ある中古品専門店の中でも特にギャラリーレアがおすすめで、ギャラリーレアは会員企業同士が協力して不正品の流入を防止・排除する日本流通自主管理協会(AACD)の会員となっています。

この協会に認められた協会基準判定士や査定歴が10年以上ものバイヤーによってチェックが行われているので、偽物が販売されるということはありません。そのため、ぜひ利用をご検討してみてください。

ヴィトンの偽物の見分け方でシリアルナンバーから見抜く方法はあるのかについてまとめ

まとめ

  • 偽物かどうかシリアルナンバーで見抜くことができる
  • シリアルナンバー以外に12つの見分けポイントがある
  • ギャラリーレアは日本流通自主管理協会(AACD)の会員で安心

今回は、ヴィトンの偽物をシリアルナンバーから見抜く方法はあるのかについて詳しく解説してきました。

実際にシリアルナンバーで見抜くことは可能ですが、それに加えフォントや印字・刻印の状態、さらにはシリアルナンバー以外での見抜き方も加えてチェックするのがおすすめです。偽物かどうか確認したいという場合は1度手持ちのヴィトン製品をチェックしてみるのもいいでしょう。

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