ヴィトンの革製品を愛用している人も多いと思いますが、長期間使っていると臭いが気になるという悩みがあるのではないでしょうか?
ヴィトンに限った話ではありませんが、革製品を使っていて臭いが気になるという悩みは珍しいものではありません。
そこで本記事では、ヴィトンの革製品が臭い時の対処法について詳しく解説していきます。
重曹を使った簡単な予防方法も紹介するので、ヴィトンの革製品の臭い対策を行いたい人はぜひ参考にしてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内11の店舗を統括している。
目次
ヴィトンの革製品が臭う理由とは?
- 使用による汗が付着するため
- タバコや香水の臭いが劣化するため
- ヴィトン元々の素材の臭い
- 革製品のカビ
ヴィトンの革製品が臭う主な理由は、主に上記の4つです。
革自体のもともとの特性な場合もありますが、使用中に吸収した湿気・汗・汚れが原因なことがほとんどです。
ここからは、ヴィトンの革製品が臭う理由を一つずつ解説していきます。
使用による汗が付着するため
ヴィトンの革製品が臭う理由として、長期間の使用により汗が革に付着することがあげられます。
手で触ったりポケットに入れることで革製品が汗を吸収した結果、臭いを放ってしまうのです。
特に革製品は汗などの水分を吸収しやすいため、臭いが発生しやすくなってしまいます。
特に夏の暑い日や激しい運動をした後にヴィトンの革製品に触ると、汗がレザーに付着しやすいので注意が必要です。
タバコや香水の臭いが劣化するため
ヴィトンの革製品には、タバコや香水の匂いが付着しないように気をつけましょう。
タバコの煙に含まれるニコチンやタール、香水の成分は革の表面に付着しやすいのです。
付着したものをそのまま放置してしまうと、化学反応を起こして臭いの原因となることがあります。
特にタバコの臭いは素材の細部に入り込むため、一度臭いが染みつくと完全に無くすことは難しいです。
ヴィトンの革製品と香水と一緒に保管したり、カバンに入れたりしないようにしましょう。
ヴィトン元々の素材の臭い
ヴィトンの革製品が臭うのは、革自体の自然な臭いが原因である場合も考えられます。
革は天然素材ですが、加工過程である程度の臭いは取り除かれます。
しかし完全には除去できないため、どうしても特有の香りは残ってしまうものです。
また、製造の過程で革を柔らかくしたり耐久性を高めるために薬品が使用されることもあります。
ヴィトンの革製品は素材にこだわって製造されているので、時間が経過しても臭いが取れないのは仕方ないと言えるでしょう。
革製品のカビ
ヴィトンの革製品が臭い理由は、カビが原因の場合もあります。
ヴィトンに使用される革は天然の素材であり、湿度が高い環境で保管してしまうとカビや菌が繁殖しやすいのです。
特に、革製品を長期間使用せずに保管してしまうと、カビの繁殖を高めてしまいます。
カビが生えた革製品からは、特有の臭いが発生するのですぐに気づくはずです。
ヴィトンの革製品のカビ発生を防ぐためには、適切な場所で保管することが大切です。
濡れたまま放置したりせず、定期的に拭き取りなどを行うと良いでしょう。
ヴィトンの革製品の臭いを取り除く方法
ヴィトンの革製品の臭いが気になる場合は、重曹やレザークリーナーで取り除くことができます。
しかし、正しい手順や方法で行わないと革製品を傷めてしまう原因になります。
どのようにケアすればヴィトンの革製品の臭いを取り除くことができるか、一つずつ解説していきますね。
陰干しで臭いを飛ばす
ヴィトンの革製品の臭いを取り除く方法の一つとして、陰干しするというのは有名です。
革製品は日光や湿気に弱いので、必ず日陰で干すようにしましょう。
新品であれば1日〜3日程度陰干しすることで、革製品特有の臭いが気にならなくなります。
ただ、洗濯バサミなどに挟んでしまうと跡が残ってしまう可能性があるので注意が必要です。
ヴィトンの革製品を陰干しするなら、新聞紙などを敷いて平置きにすると良いでしょう。
重曹で臭いを吸収する
ヴィトンの革製品の臭いは、重曹を使ったお手入れで取り除くことが可能です。
重曹はお掃除用のものでも良いですが、素材を傷めないために革製品専用を使用すると良いでしょう。
手順は重曹を40℃程度のお湯に適量溶かして、タオルやクリーナーで拭き取ったら乾拭きするだけ。
手軽かつ自宅でできるので、デイリーケアとしてもおすすめです。
拭き取り後に陰干しすることで、しっかりと臭いを取り除くことができます。
ホワイトビネガー(酢)で臭いを拭き取る
ヴィトンの革製品の表面を、ホワイトビネガーで拭き取ることで臭いを解消できます。
スプレーボトルなどに、ホワイトビネガーと水を1:1の割合で混ぜて噴射するだけでお手入れできます。
ただ、大量に噴射してしまうとシミの原因になってしまう場合があるので、少量ずつがおすすめです。
スプレーすることに抵抗がある方は、クロスに液を染み込ませて拭き取るのでもいいでしょう。
直後は製品にお酢の臭いが残ってしまいますが、時間経過とともに消えていくので安心してくださいね。
レザークリーナーで臭いを落とす
素材を傷めずに臭いを取り除きたい方は、レザークリーナーを使うのがおすすめです。
レザークリーナーには消臭効果のあるものが多いので、気になる臭いを適切に解消できるかもれません。
ただ、レザークリーナーはいくつか種類があるため、ヴィトンの革製品に合ったものを使用しましょう。
ヴィトンの革製品に多いトアル地であれば、合成革専用のクリーナーが良いですよ。
ヴィトンの革製品の臭いを予防する方法
ヴィトンの革製品の臭いは、日頃のケアや取り扱いで予防することができます。
特にカビや湿気による臭いを防ぐためには、予防に加えてデイリーケアもすることが大切なのです。
ここからは、ヴィトンの革製品の臭いを予防する簡単な方法を紹介します。
強い臭いが付かないための対策もお伝えしますので、参考にしてくださいね。
湿気や直射日光を避ける
ヴィトンの革製品は、直射日光を避けて保管するのが望ましいです。
革製品を直射日光に当ててしまうことで湿気の原因にもなり、カビが発生することもあるからです。
直射日光を受けることで素材が痛み、ひび割れや破けを誘発してしまうことも。
ヴィトンの革製品の臭いはカビが原因になることが多いので、多湿を避けて保管することが重要です。
通気性の良い袋に入れる
使用している製品を袋に入れるのは難しいですが、保管の際は通気性の良い袋に入れておくと良いでしょう。
購入時に付属してくる保存袋にいれて、湿気の少ない場所に置いておくと臭いがつきにくいですよ。
通気性の良い袋に入れておくことで、外部の臭い移りや汚れの付着も防ぐことができます。
ただ、長年そのままにしておくのではなく、月に1度は取り出して乾拭きするようにしましょう。
重曹や消臭剤を一緒に入れる
革製品の臭い予防には、重曹や消臭剤を使用する方法も効果的です。
使用方法としては、重曹を小さな布袋や小さな穴を開けた容器に入れるだけです。
また、市販の消臭剤も同様に使用できますが、革製品に直接触れないように気をつけましょう。
消臭剤や重曹は定期的に交換して革製品を清潔に保つことで、臭いの発生を徹底的に予防することができます。
とてもシンプルな方法ですが、すぐにでもヴィトンの革製品の臭いを予防したい方におすすめです。
レザークリームで臭いを防ぐ
レザークリームを用いたお手入れを定期的に行うことで、革製品の臭いを防ぐことができます。
ヴィトンの革製品の乾燥やひび割れは、臭いを発生させる原因になり得るため、日頃からケアしておくことが大切なのです。
レザークリームを使用する際は、まず革製品の表面の汚れを柔らかい布で拭き取りましょう。
そして少量のレザークリームを革の表面に均一に塗布し、完全に乾燥させます。
乾燥後はクロスやブラシで拭き取るだけなので、自宅で簡単にできる臭いを予防としておすすめです。
臭いが取り切れなくなってしまったヴィトンの処分方法は?
臭いが取り切れなくなってしまったヴィトン製品は、処分するのもひとつの手です。
ヴィトンを処分する方法にはいくつかの種類があるため、手放す際には事前に確認しておきましょう。
ここからヴィトンの処分方法について詳しく解説していきます。
フリマアプリに出す
臭いが取り切れなくなってしまったヴィトン製品の処分方法として、フリマアプリに出すのがあげられます。
ヴィトン製品はブランド価値が高いので、中古品であったとしてもフリマアプリで出品すれば買い手が見つかる可能性があるからです。
例えばメルカリやラクマなどのフリマアプリであれば、スマホ1台あれば簡単にヴィトン製品を出品できます。
ただし取引相手によってはトラブルになってしまうケースもあるため、事前に臭いがある旨は記載するようにしましょう。
専門の買取業者に依頼する
ヴィトンの製品を処分するのであれば、専門の買取業者に依頼するのもいいでしょう。
数多くあるブランド買取業者の中でも「ギャラリーレア」は、どんな状態のヴィトン製品でも適正な価格で対応してくれると評判です。
臭いが取り切れなくなってしまったヴィトン製品を売りたい場合は、付属品なども一緒に持ち込みましょう。
また、買取業者に依頼する前に専用クリーナーなどで臭いを取っておくと、査定時にプラスになるかもしれません。
商品が複数あり持っていくのが大変な場合は、ギャラリーレアの宅配買取を利用するのもおすすめです。
ヴィトンの革製品が臭い時の対処法についてまとめ
まとめ
- ヴィトンの財布の臭いがは汗の付着や製品のカビが原因なことが多い
- 臭いが気になる場合は重曹や専用クリーナーでケアすると取り除ける
- 臭いが取り切れないヴィトン製品は、フリマアプリや買取業者に依頼して処分するのがおすすめ
今回は、ヴィトンの革製品の臭いが気になる時の対処法ついてご紹介しました。
ヴィトンの革製品の臭いの原因は、汗の付着やカビによるものが多いです。
臭いが気になるときは、重曹やレザークリームを使ってケアするといいでしょう。
また、革製品は湿気に弱いので通気性の良い袋に入れて保管するのも、臭い対策になります。
どうしても臭いが取り切れず処分したいときは、フリマアプリや買取業者のギャラリーレアを利用しましょう。
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